写真とプロフィールを変えた上に、申込みも自分からするようになった舞さん。その後、5人に申込みして、全員から断られたそうです。
「回答期限切れでお断りになった人もいたけど、優しそうに見えてすぐ断る人もいて、プロフィールの印象とは違うものですね」
かつての舞さんは「申込んできた人」と相手の男性を表現することが多かったのに、「申込んでくれた人」と言うようになりました。
自分も申込みをしたり断られたりという経験を積むと、相手の印象も変わるのですね。

翌月は10人ぐらい申込みをして、お見合いも成立。そして1年後に、舞さんから結婚式の写真と結婚報告をいただきました。
「受け身で動かなかった時のほうが、迷って考えてばかりで決められなくてしんどかったです。結婚することになった男性はあちらから申込んでくれた方ですが、以前の自分なら写真の時点で『タイプじゃないから』と断っていたかもしれません」
自分で動くようになって、周りの見え方が変わり、努力でつかんだご縁ですね。
かつての舞さんのように、自分は受け身なのに男性に対して「好きになれる人がいない」と不満ばかりという女性は多いです。自分から申込みしてみれば、「会ってみてもいい」ぐらいに思う男性からは断られることも身をもって知るし、申込むことがどれだけ勇気がいるものかにも気が付けるのです。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
【関連記事】⇒
マッチングアプリの女性「残念な写真」図鑑。上から自撮りは“昭和の証拠”
【関連記事】⇒
婚活で“雑に扱われる”30歳女性の悲劇「ホテルに行ったら音信不通」
【関連記事】⇒
「男で軽自動車ってダサくない?」車で彼氏を足切り。32歳女性の“痛い失敗”
【他の記事を読む】⇒
連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ
<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt