ドン・キホーテの「ほぼ知られていない超名品」格安なのに“激ウマ”で感動
キーワードは、「旨味」。
こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、スーパーマーケットやコンビニグルメ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。
テレビやwebメディアで特集が組まれるほど、今大注目のスーパーマーケットと言えば、ドン・キホーテ。
みなさんは買い物をしたことがありますか? プライベートブランド(ドンキではお客様の声を大切にしている証として“ピープルブランド”と定義)の名称は、「情熱価格(じょうねつかかく)」。
これまで4000種類以上の商品が登場していて、食料品は1000種類以上にものぼります。
私はこれまでにもドン・キホーテのオススメ商品を紹介してきましたが、今回はそれらの中でも特別な思い入れのある“超名品”をご紹介したいと思います。
理由は、某バラエティ番組でオススメする機会に恵まれたこともあるのですが、一度知っておけば普段の料理がおどろくほどおいしくなるからです。さてさて、それはいったい……。
商品名は、情熱価格「贅沢旨味だし5g×15袋」。価格は322円(税込)。
“日本のだし”をコンセプトに、全国選りすぐりの6つのだし素材を配合した、パックタイプの合わせだしです。だし素材を具体的に整理すると、北海道産利尻昆布、焼津製造かつお節、瀬戸内海産かたくち鰯、熊本県産うるめ鰯、九州製造さば節、宮崎県産椎茸。
なぜこんなにもだしが組み合わさっているのか? 不思議に感じる人は少なくないでしょう。実はこれにはしっかりとした理由があります。
だしの成分である「旨味」は5つの基本味(残りは甘味、苦味、酸味、塩味)のひとつであり、日本ではじめて発見されて以来、和食を作る大切な要素となっています。
そして、旨味はさらに3分類(アミノ酸系、核酸系、有機酸系)され、これらの種類を組み合わせることで“旨味の相乗効果(単純に足し合わせる以上の効果)”が生まれるのです。