お相手を選ぶ際にもポイントがあります。
まず、「
会ってもいいと思った相手には、すぐに返事をする」です。

マッチングアプリの「いいね」は30日間ぐらい有効で、結婚相談所の申込は1~2週間ほどが回答期限です。
回答期限ぎりぎりで「YES」の回答をしても、相手は優先順位が低そうな補欠扱いを感じ取ります。会う前から相手のモチベーションが下がることもあります。
次は、「
ゆっくりペースでちょっとずつ距離を縮めていける人を選ぶ」です。
恵さんは他人と話していて、リアクションが大きいタイプではありません。女性の場合、会ってすぐに「タイプ! 好き!」となるお見合いはレアケースです。3回ぐらい会ってから「いいかも」と徐々に気持ちが上がっていく人が多いです。
ただし、人気がある男性だとライバルも多く、初回で反応が薄い女性は2回目に進めないこともあります。そうなると、ライバルが多く人気のある男性も結婚につながりにくいので、申込みがあっても会わない方がいいのです。
恵さんは土日のどちらかは一人で過ごしたいそうで、友達とでも毎週会うのはしんどいというタイプ。そういうペースを尊重する男性もいるかもしれませんが、ライバルが多い男性だと他の女性がかっさらっていくのが今の婚活なのです。
結婚相談所で人気がある男性は、大卒、年収500万円以上、身長165センチ以上といった“NG要素がないバランスが良い男性”です。そして人気の職業は、公務員、銀行、商社など。

恵さんに申込みが来た男性の中で、まずは距離と年齢で断ると38人ぐらいまで減りました。
私は相手の人気レベルもだいたい見積もれるので、38人を「人気がある人」「そこまで人気がない人」「人気がなく婚活苦戦してそうな人」の3つに分類して、人気がある人はお断りしたのです。
通常の女性は38人から申し込みが来れば、人気がありそうな人を選び、厳しい競争を強いられるのです。
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