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「バケモン」と呼ばれるのが怖かった幼少期を想起…カンヌ受賞作にLGBTQ当事者から賛否の声

いずれにせよ「怪物」で性的マイノリティに興味を持った方には、『エゴイスト』と『老ナルキソス』もおすすめしたい。

社会が動いている今こそ

『エゴイスト』は、エッセイストの故・高山真の同名自伝的小説が原作。甘く切ない恋物語でありながら、家族愛についても考えさせられる美しい話だ。 映画『エゴイスト』© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会『老ナルキソス』は、自身もバイセクシャルを公表している東海林毅監督の作品で、よりリアルな性的マイノリティの横顔にふれることができる。 老ナルキソス3作品とも、「日本でも同性婚が認められていれば………」と考えずにはいられないものだった。LGBT法案の可決や、同性婚が認められていない状態を「憲法違反」とする判決が出そろったいまこそ、観てもらいたい。 <文/佐倉イオリ>
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