ここまで聞いてちょっと極端なのではと思い始めた私は、次のように話しました。
「人の気持ちって動くものだし、
2~3年後って思っていてもスピード婚する人もいるし、目安ぐらいでいいんですよ」
「そうなんですか。でも結婚のタイミングが合わなくて別れた人っているじゃないですか」
「そういうケースもありますけど、今までアプリで告白されて付き合った彼氏はいらっしゃるのでしょうか?」
「いません」

付き合ったことはない。なのに、その何ステップも後の結婚の時期を気にしている舞さん。
「結婚のタイミングは彼氏ができてから考える問題だし、告白もされていないのに会う前からそこで全部断っていたら何も始まらないですよね。まず、
マッチングアプリって1年後に結婚したくて使うものじゃないですから。結婚願望の確実さを求めるなら結婚相談所だと思いますが、なぜ辞めたんですか?」
「1つ目の結婚相談所は、勧誘がしつこくて断り切れずに入ってしまったんです。すぐ辞めました。2社目は、
ブスの私はかなり年上の男性からしか申し込みが来なかったんです。条件を緩和しませんかとしか言われませんでした。合わないと思って辞めたんです」
舞さんは自分を“ブス”と言いますが、客観的に見てそんなことはありません。体型も顔も美意識もごく標準的。やりようによってはもっときれいにもなるとは思うけれど、それにしたって極端だなと感じました。
年上男性からしか申し込みが来なかったのはおそらく、プロフィール作成が上手ではない結婚相談所だったからだと思います。
プロフィールがいまいちだと年齢しか目立たなくなり、その年齢を「若い」と感じる男性からしか申し込みが来なくなるのです。
とはいえこれは舞さんの落ち度ではなく、結婚相談所の努力不足。でも舞さんは、そうは思わなかったようです。
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