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ディーン・フジオカの、歌手でも俳優でもない“意外な原点”。最新アルバムのピンク髪が意味するものは

鮮やかなピンク色が物語るもの

 自主制作で作った1stアルバム『Cycle』のファーストトラックに収録されているのが、1stシングル「My Dimension」だ。トラックタイトルが示すのは、歌い手本人のありのままの姿(Dimension)。  トラック全体からは、今の自分のこうだから、出来る限りのすべてをこの曲に注ぎ込んだんだというようなディーンの心の声が聴こえてこないだろうか。  世界で見聞したものを踏まえ、そこからさらに広いスケールを持つ。「My Dimension」は、見事2013年に日本でリリースされた。  そして2023年7月26日には、初のベスト盤『Stars of the lid』がリリースされる。先行公開されたジャケットでは、髪をピンク色に染めたディーンのビジュアルが印象的。  この鮮やかな色がディーンの次なる覚醒を、そしてラッパー、歌手、俳優すべてをひっくるめた意味での“複合アーティスト”感を物語っている。  日本から再び世界へ。こんなポップなディーンさんなら、例えばハリー・スタイルズにも肩を並べるポップスターになるんじゃないかと筆者は密かに期待している。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
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