そこで私が、「浩之さんが言うように、離婚するには大変なことがたくさんあると思います。お子さんだって、自分が納得できないままに両親が離婚することで深い傷を負うかもしれません。それに、もし真里奈さんとの浮気が奥さんにバレたら、浩之さんだけでなく真里奈さんに対しても何百万円もの慰謝料を請求してくる可能性だってあるんですよ。
そういうことをすべて考えた上で、彼と結婚したいですか?」と聞くと、真里奈さんは泣き出してしまいました。

「別に責めているわけではないんです。覚悟があるなら、浩之さんが離婚するまで待つという選択肢はあると思います。でも、そこまで考えてなかったなら、
浩之さんが離婚した後の良いことだけではなくて、これから起きる現実もきちんと想定しておいた方がいいですよ。浩之さんと、もう少し話し合ってみて、自分と向き合うのがといいと思います」とアドバイスしました。
真里奈さんのように不倫相手に執着して、奥さんに不倫を匂わせる行動をしてしまう人に伝えたいのは、
その行動によって、結局損をするのは自分であり、周りを深く傷つけるということです。
思惑通りに離婚することになったとしても、子どもがいたら多くの場合は男性側が、そのお子さんが自立できる年齢になるまで長期にわたり養育費を払い続けることになります。そして、不倫をしていた夫はその行為に対する慰謝料も求められるかもしれません。さらに、不倫相手の女性が奥さんから慰謝料を請求されることは多々あります。
不倫相手に早く離婚してほしいと焦る女性は、そのようなリスクを自覚しておく必要があるでしょう。もしそこまでの覚悟がなく、そして本気で結婚をしたいなら、
不倫に費やした時間は長いほどもったいないと思うので、早々に別れて婚活に精を出すのがベターだと思います。
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<文/田中亜依>
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田中亜依
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。Twitter:
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