猫の間違い探しで脳トレも!「可愛い」でストレス発散&アンチエイジングして脳を救うニャン
誰もが一度はやったことがある間違い探し。この度、可愛い猫達が登場しました。その名も『ねこのまちがいさがし1』(文響社)。表情豊かなたくさんの猫達が、私達の脳を活性化してくれるのです。
監修は、杏林大学名誉教授の古賀良彦医学博士。もともと間違い探しは、「脳を瞬間的・総合的に強化できる極めて高度な脳トレ」。本書によると、「空間認知力→記憶力→注意力→想起力→判断力→集中力という、脳の6つの働きを一挙に活性化できる」というのです。もはや子供の遊びレベルではありません。
しかも本書の主役は猫。バラエティに富んだ猫の写真を堪能しながら、脳の若返りができてしまうのです。しかも、可愛さあまって憎さ100倍(?)、かなりの難易度に驚き。猫好きの私も苦戦しました。
似たような絵や写真を比較して、間違いを探していく。ごく単純なルールなのに、脳のアンチエイジングができてしまうのも、間違い探しのすごさのひとつ。
でも、間違い探しで私達が実感するのは、何よりも達成感ではないでしょうか。
やり切った感とでも言いましょうか、間違い探しをコンプリートした瞬間、心が晴れやかになりませんか。本書にも、「あ、ここが違う!」と気づいた瞬間に、一種の喜びに似た感覚を伴う「ひらめき」が生まれる、と伝えています。このひらめきがまた、脳にとって最良の刺激になるというのです。
さらに「認知症の患者さん達に動物と触れ合ってもらったり、動物の写真を見てもらったりすると、表情がパッと明るくなり、失われた記憶を取り戻したり、不可解な言動が減ったりすることを、日々の診療でよく経験します」と、猫×間違い探しの効果を医学的な視線から解明しています。