
左:ワークマン 右:ユニクロ
ワークマンもユニクロも、素材はポリエステル100%。 しかし、ワークマンの表地には「複合繊維(ポリエステル)」63%と記載があります。この「複合繊維(ポリエステル)」は前述したソロテックス繊維のことでしょう。
ワークマンパンツの「SOLOTEX(R)(ソロテックス)」とは、帝国フロンティア株式会社が開発した衣料用の繊維。肌触りが良く、ストレッチや柔らかさなどさまざまな特性を持つ素材だそうです。
一方のユニクロパンツも、商品タグには載っていませんでしたが、ホームページの商品説明には「ウールライク生地」「東レと共同開発」という記載がありました。

左:ワークマン 右:ユニクロ
気になった筆者は、ユニクロのスタッフに素材について聞いてみることに。すると、「感動パンツの素材自体はポリエステル100%です。ですが、ポリエステルの中でもウールの風合いに近い素材を使っています」とのことでした。
どちらもポリエステル素材には違いありませんが、パンツの肌触りや見た目にはたしかに違いがあります。シワを気にしないで良いのは、ユニクロのほうだと感じます。
今回の商品はワークマンもユニクロも、ウォッシャブル製品。本当に洗濯しても大丈夫なのか、自宅の洗濯機で洗濯してみました。ネットに入れていつも通りの「おまかせコース」で洗濯スタート!

左:ドラム式の洗濯乾燥機 右:ネット使用
おまかせコースは約30分。洗濯後は、優しく叩いてシワを伸ばしてからハンガーに掛けて干しました。
洗濯後のパンツを比べてみると、ユニクロよりもワークマンの方が全体的にシワになっています。

左:ワークマン 右:ユニクロ
ワークマンは室内干しで約1時間半、ユニクロは約30分で乾燥。ワークマンは二重構造になっている分、シャカシャカした裏地が乾きにくいようですね。どちらも、乾燥時間が短く手軽に洗濯できることには驚きです。

左:ワークマン 右:ユニクロ
ユニクロのホームページには「洗濯後でもシワになりにくく、お手入れ簡単」と記載があります。これだけすぐに乾いたらお手入れ簡単と言えますね。
ワークマンのホームページにも「お手入れ簡単イージーケア」の記載はありますが、「気になるシワは、当て布をして低温でアイロン掛けする」とイラスト付きの説明も。なんとワークマンパンツは、アイロン掛けをすることによって、はっ水効果が戻るそうです。