3つ目に気をつけたい添加物は、人工甘味料です。具体的には、食品の原材料を見てみて
「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムK」「サッカリン」と書かれていないかをチェックしてみましょう。正直、カタカナばかりでうんざりなのですが、逆に分かりやすくて良いかな……とも思っています(笑)。

2023年4月に報告されている、人工甘味料と腸の関係を調べた最新の研究では、以下の影響が懸念されています(※3)。
・特定の腸内細菌を減らしてしまう
・血糖値に悪影響がある
人工甘味料は、上述の保存料と似たような影響があり、特定の腸内細菌を減らしてしまう可能性があるのです。腸内細菌は、基本的にいろいろな種類が存在している方が健康に良いので、過剰に気をつけたいところ……。その他、人工甘味料は血糖値への悪影響も。
ただし、研究結果のまとめとしては「
人工甘味料を適切な量とる分にはほとんど問題はない」と締められています。結局は、冒頭でもお伝えした通り、過剰な量に気をつければ良さそうですね! 筆者は、人工甘味料が使用されている食品は、1日2個以下になるよう意識しています。
ここまでを簡単にまとめると、腸に悪影響を与える可能性が高い添加物は「乳化剤」「保存料」「人工甘味料」の3つでした。では、どうしたらそれらの添加物の影響を減らすことはできるのか?! 疑問が浮かんできますが、大切なのは次の2つです。