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道路脇でグッタリしていたお腹の大きな猫。9匹の子猫を育て上げた“現在の姿”に感動

段ボールの産室を設けて8匹の子猫が誕生!

 アメちゃんは保護時から人を怖がらず、物怖じしない性格でしたが、飼い主さんは無事に出産ができるよう、ストレスを感じない暮らしを意識。専用の部屋を用意し、先住猫たちとは接触させないようにしました。 アメちゃん「獣医さんに、いつ産まれてもおかしくないと言われたので、段ボールの産室を用意し、安心して出産できる環境づくりをしたんです」  用意した産室に初めて入ってくれた翌日、アメちゃんは出産。8つの小さな命が、この世に誕生しました。
アメちゃん

おっぱいをあげるアメちゃん

 飼い主さんは、出産直後に人間がかまいすぎると、母猫が育児放棄をすることがあるという情報をネットで得ていたため、産室のタオル交換やペットシーツの交換など、必要最低限のお世話をする程度に留めていたそう。

さまざまな人に子猫を引き取ってもらった

「でも、アメちゃんはそこまで神経質ではありませんでした。産後2週間くらいは構いすぎないようにして、もう大丈夫と判断した後はアメちゃんも子猫も毎日、ナデナデさせてもらいました」  最低でも2ヶ月は、親子一緒に過ごさせてあげたい。そう考えた飼い主さんは里親さんに、生後2ヶ月以降での引き取りをお願い。里親は友人や職場の同僚、以前猫を引き取ってくれた里親さんからの紹介など、知り合いのつてを頼って見つけることができました。
アメちゃん

全員集合の家族写真

「里親さんは、みなさん本当にいい方たち。今でも全員とLINEやSNSで繋がっています」
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育猫中はアメちゃんの行動に驚かされる毎日
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