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道路脇でグッタリしていたお腹の大きな猫。9匹の子猫を育て上げた“現在の姿”に感動

我が子が幸せになった後に自身のニャン生を謳歌

 子育て中は母の顔を見せていたアメちゃんでしたが、子猫がみな里親さんのもとへ旅立つと、再び、飼い主さんに甘えるように。 アメちゃん「ツンデレなのに、撫でてほしい時は横にきてお尻を向け、叩けとアピールしてきます。あと、先住猫のグリちゃんをライバル視。かわいがっていると、必ず割って入ってくるんです(笑)」  現在、アメちゃんは3匹の猫仲間や2匹のうさぎ家族と同居中。うさぎたちと交流を図ろうと、遊び場に入って寝転んだり、サークルの外からスキンシップを取ったりするも、今のところは片思いのままです。

厳しい環境で生きる野良猫が減るように

 そんな日常を微笑ましく見守りつつ、飼い主さんは今、近所にいる野良猫の避妊・去勢手術を少しずつ進め、厳しい環境で生きる野良猫や悲しい思いをする子猫が少しでも減るよう、行動しています。 アメちゃん「もし、アメちゃんが野良猫のままで出産していたら、ご飯の確保や病気のケア、8匹の子猫のお世話などで、アメちゃん自身も子猫たちも厳しい生活になったと思います。野良猫が妊娠出産することは命懸けだと実感しました」  できる範囲で動いていきたい――。飼い主さんのその言葉を聞くと、自分にできる「猫助け」も考えたくなります。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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