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「カラダ目的の男ばかり寄ってくる…」悩む女性に“圧倒的に欠けていたもの”とは

自分の内面の問題に気づき、他人にも寛容に

スマホを操作する手 そこから奏美さんは筆者の講座に通ってくれました。婚活と同時進行で、自分の内面に抱えている問題や男性に対する身の振る舞い方を見直していきました。  奏美さん「自分に厳しすぎていたという発想が、今までありませんでした。でも、これまで受験も就職もお仕事も何もかも頑張って頑張って生きてきたから、相手にも同じようなことを求めて、努力していない人や真面目じゃない人に厳しくなっていたのかもしれません。  講座に通い始めてからは、『婚活で大事なことは、結婚をゴールにすることではなく、素敵な人と出会って幸せな生き方をすること』と学べたので、自分や人に厳しくなることよりも幸せ基準で日々を過ごしたいなと思いました。  そしたら、婚活で出会う人に求めすぎず、寛容になれるようになれました」  さらに、これまでどうして保身の気持ちが強かったのか思い起こしてわかったことがあったといいます。 「これまでわたし自身、常識に囚われてたり、周りに合わせて嫌なことも引き受けて目立たない地味な存在だったし、話を振られてもうまく受け答えできなくて会話も続かない。  そんな可愛げがない自分だから、周りから傷つけられないようにするために必死だったんだなと思います。それも、自分を大切に扱えるようになってきたら変わってきて、傷つけられたくないという気持ちが和らいだ気がします」

「本気じゃない男性」に釣り合わない自分でいることが大切

髪の長い女性 出会った頃よりも奏美さんは柔らかい雰囲気の女性になりました。  素直さも増して、コミュニケーション力も磨かれて、男性とうまく関われるようになってきました。まさに愛嬌のある可愛らしい女性に。  そのおかげで、マッチング率が激増し、これまで出会ってきたような本気じゃない人には出会うことがなくなり、婚活が楽しめるようになったのです。  今は複数人と会い、コミュニケーションをとることを楽しんでいます。  婚活の場で自分を守ることに必死すぎて相手に求めることばかり並べていると、その条件に当てはまっている人にも嫌悪感を与えてしまい、誰も寄ってきてくれません。  婚活に対して本気ではない人と出会いたくないのは誰もが同じ。でも、それをストレートな言葉で伝えるよりも、写真や文面で知性や個性、誠実さを表現し、そういう男性と釣り合わないような自分でいるほうが賢明です。  相手に多くのことを求めるよりも、自分の在り方や振る舞い方を重視できる女性が最後に選ばれるのだということを忘れないでいたいですね。 <文/こめだゆき>
こめだゆき
恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。ブログ、Instagram:@komeda.yuki
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