ボロボロすぎる義実家への帰省がしんどい…。虫にネズミに、ゴキブリも
義実家への帰省が苦手な人の中には、義父母との関係性というよりも居住環境の悪さから泊まりたくないと思っている人もいるようです。
今回話を聞いたのは、都内在住の安東穂乃果さん(仮名・38歳/都内在住)。
電子メーカーに勤める穂乃果さんは結婚3年目。結婚後はオール電化で過ごせる注文住宅を建てて快適に暮らしています。
「私は早くに両親を亡くしているので、帰省は夫のほうだけです。夫も両親が離婚していて、母親には新しい家族がいるようで……。なので、お正月の挨拶に行くのは義父が住む実家だけなんですよ」
義父がひとりで暮らしているのが、夫が育った群馬の一戸建て。現在45歳の夫が5歳の頃に中古で購入したというその家は、かなりの年季が入っているそう。
「外から見てもボロボロな家で、塗装は剥げているし、あちこち壊れているので空き家だと思う人も多いんです。ときどき、通行人にゴミをポイ捨てされるので敷地内も汚れています」
穂乃果さんも夫もフルタイム勤務のため、義実家に帰省するのは夏と冬の年2回。年末年始の帰省では、寒さがかなり厳しいそうです。
「場所が群馬の田舎のほうなので、冬はものすごく寒いんです。扉も最後まで閉まらないので、家にいるのに外からは隙間風が入ってきて。床も冷たくて、氷の上を歩いているような感じ。ストーブがキッチンにありますが、暖かいのはストーブの前だけですね」
義父はお酒好きで昼からお酒を飲むため、まったく寒さを感じていないんだとか。
「義父と夫はお酒を飲んで酔っ払いながら寝ますが、私はお酒を飲まないので身体が冷えてしびれるほどで。ヒートテックやら電気毛布やらを持参してなんとか耐えていますが、もともと冷え性なのもあって結構キツいです」
夜はレンタルした布団で寝るものの、夜風で扉がカタカタと鳴る音やヒューという音が気になってなかなか眠れないといいます。
義父が1人で暮らす中古住宅

冬の帰省は冷凍庫状態に
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