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お坊さんと結婚した43歳女性の「リアルな生活」が意外すぎた。必ずお寺に住むわけじゃない

お寺の朝は早いの? 結婚後の「リアルな生活」

ーー実際、どのような方が成婚されやすいですか? 草野:成婚されやすい方は、期間を設けて出会いに積極的な方ですね。さらにここが他の相談所と違うところですが、お相手への希望条件として、宗派を広く設定している方も成婚しやすいと思います。 ――一般人を代表して聞いてみたいのですが……僧侶さんや神職さんと結婚するとどういった生活になるのでしょうか。やっぱり朝が早いんですか? 日本家屋と男女草野:よく言われるのが、「朝が早そう」「敷地や建物が大きいのでお掃除が大変そう」「旅行など長期で家を空けることは無理?」というご意見などを聞きますが、実際は一般的な生活と変わらないことがほとんどですよ。会員さんは僧侶や神職専業の方が中心ですが、中には教員や公務員と兼業の方もおられます。そのため、皆さんが普段から婚活で出会う方々と変わらない「一般的な方」です。

僧侶と結婚した女性にも話を聞いてみると

――佳代さんはお寺の住職の男性と結婚されたとのことですが、“僧侶の妻”として特有のお仕事や生活習慣などはありますか? 佳代さん(以下、佳代):寺院の所在地や規模によってケースバイケースだと思いますが、私は、僧侶の妻も一般の職業の男性の妻もそれほど変わらないと思います。神社仏閣の仕事にしっかり入り込んでいる方もいれば、繁忙期のみ手伝う方もいます。また、寺社の仕事は一切せず会社員として働いている方も多いです。 ――意外でした。佳代さんはお坊さんと結婚をして何か気持ちの変化などありましたか? 佳代:どの職業の方との結婚であっても、互いを想い合う心が一番大切ですよね。結婚したばかりの時は「お寺の奥さんだから」と自分に枠を作って、服装も地味にしないといけないとか、自分に自信がないのであれもできないこれも駄目とできない所にばかり目を向けていました。でも慣れてきたらだんだん自信が付いてきて、今では自分ができること、やりたいことをするようにしています
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寺社の住居部分に住まない夫婦も多い
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