「内P」復活を成功させた内村光良60歳、他のベテラン芸人にはない“唯一無二の魅力”とは
内村が見せたバランス感覚と愛
『内村プロデュース』に感じたのは、場の雰囲気のやわらかさだ。 なあなあでやっているわけではないが、緊張感を保ちながら各芸人がノビノビと芸を披露。若手もベテランも関係なく笑いを作り出すことができ、内村がスベリやミスもしっかりと笑いに変えてくれるので安心してボケを披露できる。 今回もレギュラー放送時と同じく、ふかわりょうが大喜利企画で珍回答をしても内村がやさしくフォロー。また、「引き出し王」で出川哲朗が無茶なリアクションで危険な笑いを披露した際、さらに「笑わせ王」でトランポリンを利用した危険な笑いを芸人がやりだした際は、抜群のタイミングで切り上げ笑いに変えた。 内村が確かなバランス感覚で場を仕切っていることで、芸人たちは追い込まれながら何かしらのネタを披露する勇気をもらえる。ミスをしたりスベっても救いの手を差し伸べ、全てを笑いに変えるテクニックを内村は持っているのだ。こんな日が訪れるとは pic.twitter.com/BfMEF8TTSJ
— ふかわりょう (@fukawa__rocket) September 28, 2024
笑いを何倍にも増やせる配慮やテクニック
これは、レギュラー放送していた時の『内村プロデュース』と同じく、特有の雰囲気は内村が作り出しているものである。今回の『内村プロデュース復活SP!!』でも、芸人たちは無茶振りの企画に対してさまざまなギャグやリアクションを披露したが、心底楽しそうに企画に挑んでいる様子が見られた。


