“超特大うんち”をした赤ちゃんネコが、急に震え始めて…獣医が語った「意外な理由」は<漫画>
ネコが大好きで、YouTubeでひたすらネコ動画を観ていた漫画家の青山ゆずこさん。ある日へその緒がついたままの赤ちゃんネコを保護した日から、生活が一変しました。幼ネコと暮らす愛おしい日々のエピソードを紹介します。
【第1回を読む】⇒へその緒がついた赤ちゃん猫を拾った私。医師の「厳しい言葉」で目の前が真っ暗に<漫画>
【第2回を読む】⇒「赤ちゃん猫のお世話で、1ヶ月休みます」仕事相手に伝えたら…“意外すぎる反応”に驚いた<漫画>
※この記事は、赤ちゃんネコの排泄物に関する記述を含みます(以下、青山ゆずこさんの寄稿)。
へその緒がついたままの赤ちゃんネコ(しょう油皿サイズ)を、自宅の庭で保護した私。仕事を2か月休んで、90分おきにミルクとトイレを世話し、なんとかそこそこ大きくなりました。
肌寒い夜を迎えるたびに、ほかほかで熱々のおでんが恋しくなる今日このごろ。おでんに欠かせない“からし”が、赤ちゃんネコのうんちそっくり……ということはご存じでしょうか。もし今この記事を読みながら、おでんを食べている方がいましたら、そっとお箸を置いてください。
通常、母ネコが赤ちゃんネコのお尻や股間を舌で刺激して、排泄をうながしています。ただ、へその緒がついたまま放置されてしまったうちのネコは、排泄をうながしてくれる母ネコがいません。そこで、大体90分おきに、私が母ネコの代わりになって、コットンやティッシュで股間をポンポンと刺激していました。
でも加減が難しくて、なかなかうんちが出ない。
赤ちゃんネコは便秘状態で、お腹の張り具合もかなりパンパン。少し強めに刺激しても、うんちはなかなか出てくれません。
そんな便秘状態がしばらく続き、24時間ずっと90分サイクルで、ミルクをあげつつ排便を促す生活が続いたときのことでした。たまたま股間を刺激する力加減が絶妙だったのか、「プリッ」っと黄色いからしが見えてきたのです。
時間は午前2時。「やった! やっと赤ちゃんネコの便秘が解消できた」と喜んだ瞬間、「ブババババババッ!」と、なんと子猫が自分よりも大きいうんちをはじき出したのです。もう、どうみても大量のねりがらし。抱き上げていた姿勢が悪かったのか、赤ちゃんネコは顔以外ねりがらしに包み込まれました。
そして身軽になったからか、体を思いっきり振ったり、どうにか手から逃れて部屋を走り回ろうとするのです。完全に、自ら暴走するうんち爆弾です。そんなうんち爆弾は部屋中を軽やかに走り周り、“黄色い痕跡”をあちらこちらに残していったのです。
破裂寸前かというくらい、お腹パンパンのネコ


ある日「練りがらし爆弾」がさく裂した

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