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底なし沼から脱出する“意外すぎる方法”とは? 必ず覚えておきたい「死亡事故のピンチ」と「生き残り方」<漫画>

同調圧力で危ない遊びをしていない? 注意してもダメなら……

――事前に梯子の位置を確認しておくだけでも、いざという時にパニックになりにくいですね。 大塚「『だれかが溺れたら救助隊を呼ぼう』など、事前に仲間内で確認できればいいですね。実際に助けられませんから。もしその発言を聞いて、『お前、空気悪くするなよ』とか言われたら、そんなグループからは離れたほうがいいですね。 そういうグループは、今後も危険なことをする傾向があるからです。危険だと思った子は自然と離れていくはずです。これも危機回避の一つです。なにか事故を起こすと、『あのグループ、危ないことしてたもんな』となることが多いのです。だから、少し注意してダメだったら、離れるしかないと思います。漫画の主人公じゃないですけど、危険な行動で死亡フラグが立っている状況です」

危険な場所やシチュエーションは、子どもに具体的に教えていく

――同調圧力は、子どもにとって避けるのが難しい問題ですね。 大塚「子どもの場合、集団でいるときに大きな事故が起こることが多いですね。個人ではそこまで危険なことはしませんが、集団になると悪さをしてしまいます。集団の圧力で、気づいたら結構危ないグループに関わって、危ない遊びをしてしまっているんですね。 かわいそうなのは、子どもも危ないことはなんとなくわかっていることです。おうちの人から危ない場所だという話も聞いています。でも、なにが危ないか、どうしたらいいのかが具体的にわからないから、いざ危機に遭遇しても危険を回避できないんです。 だから、危険な場所やシチュエーションは、子どもに具体的に教えていくことが大事です。その上で、逃げ方を自分で考えられるようにしておく。最低限、ここには近づかない、もしもの時の逃げ場所を確認しておくといいと思います。事前に回避方法を教えておくことも大切です。また、危険なグループや同調圧力を感じたら逃げなさい、という話もできるといいですよね」
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だれかが溺れてしまったら、本当に「何もできない」
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