『ライオンの隠れ家』自閉スペクトラム症の弟で評判の27歳俳優「死別の経験がずっとつきまとう」わけは?
ぬいぐるみに囲まれていた幼少期
――ちなみに、『ライオンの隠れ家』では、兄弟のもとに突然現れる“ライオン”こと愁人くん(佐藤大空)の持っていたライオンのぬいぐるみも大切なキーアイテムでした。坂東さんは小さなころ、ぬいぐるみなどは持っていましたか?
坂東:ぬいぐるみ、めっちゃ大切にしてましたよ。犬を2匹飼ってたんですけど、その犬に似ているゴールデンレトリバーの大きなぬいぐるみだったかな。結構リアルなやつで、それに乗って遊んでました。
あと『ファインディング・ニモ』に出てくる大きなシャークに、それから『ハリー・ポッター』のヘドウィグっていうフクロウで、首をくるくる回せるやつ。結構、ぬいぐるみだらけでした。
――小さなころからぬいぐるみを動かして物語を作ったり。
坂東:してましたね。
未来の自分のためにも今はガムシャラに忙しく

映画『君の忘れ方』より ©「君の忘れ方」製作委員会2024
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi


