――ちなみに、『ライオンの隠れ家』では、兄弟のもとに突然現れる“ライオン”こと愁人くん(佐藤大空)の持っていたライオンのぬいぐるみも大切なキーアイテムでした。坂東さんは小さなころ、ぬいぐるみなどは持っていましたか?
坂東:ぬいぐるみ、めっちゃ大切にしてましたよ。犬を2匹飼ってたんですけど、その犬に似ているゴールデンレトリバーの大きなぬいぐるみだったかな。結構リアルなやつで、それに乗って遊んでました。
あと『ファインディング・ニモ』に出てくる大きなシャークに、それから『ハリー・ポッター』のヘドウィグっていうフクロウで、首をくるくる回せるやつ。結構、ぬいぐるみだらけでした。
――小さなころからぬいぐるみを動かして物語を作ったり。
坂東:してましたね。
――最後に。現在27歳。30歳が見えてきましたが、ライフワークバランスを考えたりしますか? それとも今はとにかく仕事に邁進したい?
坂東:役者にとって現場があるのはすごく幸せなことなので、仕事をしていると安心します。ただそれだけだとインプットの時間がないんですよね。
今は観たい映画があっても映画館には行けてなかったりするので、そういう時間を作ることも大切だと頭の中では思ってます。

映画『君の忘れ方』より ©「君の忘れ方」製作委員会2024
――思っているところ。
坂東:たとえば1カ月の使い方っていろいろあって、前の役を忘れる期間や勉強する時間、プライベートでリフレッシュしたり、旅をしたり映画を観たりする時間。そして次の役と向き合っていく。
それが全部の役にできたらこんな幸せなことはないですけど、今はガムシャラに挑戦して、自分で忙しくしていくべき時期だと思っています。
©「君の忘れ方」製作委員会2024
映画『君の忘れ方』は新宿ピカデリーほかにて公開中
<取材・文・撮影/望月ふみ、ヘアメイク/後藤泰(OLTA)、スタイリスト/李靖華>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi