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焼肉で「太るから白米はガマン」がNGな理由。 “腸活に良い焼き肉の食べ方”を科学的に解説

お肉を食べすぎると、腸内環境が乱れる理由

焼肉で腸内環境が悪くなる理由は、糖化だけではありません。「動物性タンパク質・脂質の多い食材を使用すること」も関係しています。たとえば、牛肉や豚肉には「動物性脂質」が多く含まれています。 焼け焦げた肉動物性脂質と腸の関係を調べた研究では、以下の影響がありそうです。(※2) ・良い働きをする細菌(ビフィズス菌など)の減少 ・腸に炎症が起きる ・腸管のバリア機能の低下 そしてお肉といえば……タンパク質も豊富ですよね。適度なタンパク質は必要ですが、過剰に摂取すると、腸内の腐敗産物を増加させます。これらの物質は腸内環境を悪化させ、さらには全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるのです。

腸内環境を守る焼肉の食べ方3選

ここまでお伝えしてきましたが、焼肉は決して悪いものではありません! 腸内環境を整え、ダイエットにも役立つ食べ方を知っておきましょう。 1. 腸に優しい部位を選ぶ 豚肉や牛肉には、動物性脂質が多いとお伝えしました。しかし、部位によっては、脂質が少ない場合もあります。具体的には、ロースやタンなどを中心に選びましょう。カルビやホルモンなどは脂肪が多いので、少量に抑えることをおすすめします。 2. お米も適度に食べる お米と焼肉「お米も一緒に食べたら太りそうだし、ご飯は無しにしよう!」そう思われた経験があるかもしれません。しかし、お肉ばかりを食べてしまうと、脂質やタンパク質などが過剰になり腸を荒らす原因に……。体脂肪の増加にもつながります。お米にはデンプンが豊富ですが、適度に摂取することでそれらの悪影響を防いでくれるのです! 3. 発酵食品と組み合わせる キムチや漬物などの発酵食品には、乳酸菌などの良い働きをする細菌や食物繊維が豊富に含まれています。これらを焼肉と一緒に取り入れることで、腸内細菌のバランスが良くなるのです。
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焼肉を食べるなら、同時にやりたい腸活ケア
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