子どもが「自分のせいで離婚した」と思わせないために
当然ながら、子どもがいる上での離婚において心配されるのは、子どもの幸せ。しかし勘違いしてはいけないのは、離婚そのものが不幸なのではなく、「自分のせいで離婚した」と子ども自身が思ってしまうことが不幸なのです。
離婚したとしても、子どもが親と良好な関係を築きながら、子ども自身が「生まれてきてよかった」と思える環境を与え続けてあげられることが離婚後にはとても重要なのではないでしょうか。
だからこそ、親は離婚しても元配偶者の悪口を子どもに言ってはいけないし、子どもに「自分がいなければ親は幸せだったのに」なんて絶対に思わせてはいけないのでしょう。
「子どもさえいなければ離婚している」と子ども本人にも伝わるように愚痴を吐きながら結婚生活を続けるなんて言語道断で、毒親でしかありません。いくらパートナーのことを憎んでいたとしても隠さなければいけない。
なぜならば、それを知った子どもの自尊心は大きく傷つき、自分の存在への自信を失ってしまうからです。
インフルエンサーとして貫く親の責務に「立派」の声も
離婚発表の後、別れた理由を勝手に推測するコメントもあふれていることから、茉弥さんは「決して仲が悪くなったわけではなく、しゅんくんは今までも、これからも大切なひとです」、「いろんな憶測があるかと思いますが憶測だけで悪く言うのは控えて下さい」と自身のInstagramのストーリーでクギをさしていました。
不仲ではなく、今でも大切な人であり、これからも協力して子育てをしていく。子どもを愛する親としてとても常識のあるメッセージを伝え続けているように思えてなりません。
夫婦間のことは当事者にしかわかりませんが、ネガティブな情報を絶対に表には出していないというのは、10代の頃から人前に出る仕事をしている彼らだからこそだと思わされました。
彼らの子どもたちへの影響も考えて「みんなが幸せになるために離婚を選択した」と伝え続けているしゅんまやは、まだ若いのに親として、とても常識のある行動をしているように思えました。
SNSでは批判も多かったですが、一方では「バッシングされながらも5年も続いたのはよく頑張ったよ」「大学生の年齢で仕事も子育てもしているのだから立派だし、こういう子を社会が応援しないとますます少子化になる」というあたたかい声援もありました。