16歳で結婚・出産の“恋リア”夫婦が離婚!「おままごと」と叩くネットに違和感があるワケ
世間が求める“普通の結婚”と“普通の離婚”
そしていかに世間が「10代で結婚は甘い」、「円満離婚なんてない」、「子どもがいるなら離婚は我慢すべき」と、妊娠や出産、結婚、離婚に至るまで適齢期や正解、“普通”を他人に押し付けているかもまざまざと見せつけられています。 今の日本では「女性は早く出産すべき」という論調が今なお根強くある一方で、10代の妊娠や結婚には手厳しく受け止められがちです。 結局は何歳で産んでも誰かしらから文句を言われるし、事情も知らないのに“離婚した”ということだけを見て「子どもが可哀想」と勝手に批判してくる人もいる。 しかし大事なことは、離婚してもしなくても親がパートナーのことを悪く言わずに、愛情を持って子どもを育てていくこと。そしてそれだけを遂行していれば離婚理由も含めて他人がとやかく言う必要はまったくないのではないでしょうか。 <文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中


