“妙な貫禄”がたまらん…!サビ柄猫のきなこちゃんに飼い主がつけたあだ名に納得
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.165】
世の中には、一度見たら忘れられないほどインパクトのある猫ちゃんがいるもの。エキゾチックショートヘアの「きなこ」ちゃんは、まさにそのタイプです。
飼い主さん(@tomo_sa_chi)は妙な貫禄があるまん丸なお顔を「おまんじゅう顔」と呼び、日々、きなこちゃんを愛でています。
独特のかわいさを持つエキゾチックショートヘアが気になっていた飼い主さんは2019年2月、インターネットのブリーダーサイトできなこちゃんを発見。
目をクリクリさせながら、ちょこんとお座りしている写真が頭から離れなくなり、「あの子と一緒に暮らしたら……」と想いが膨らみ、お迎えを決意しました。
お迎え初日、きなこちゃんはやや警戒モード。ケージの隅で座りながら、家族の様子をうかがっていました。しかし、翌日にはケージから出て、お部屋を探索。遊んでほしい時には、ケージの中から飼い主さんを呼び、上手に気持ちを伝えました。
個性的なお顔を「おまんじゅう顔」と表現するようになったのは、顔をべったりとソファーにくっつけながらくつろぐ姿を見たことがきっかけです。
「ソファーに丸い猫の顔が置いてあるように見え、おまんじゅうだなと思いました」
実はきなこちゃん、貫禄ある風貌からは想像できないほどの甘えん坊さん。いつも、階段で香箱座りをしながら飼い主さんが仕事から帰って来るのを待っています。
「ただいまと言いながら頭を撫でると、嬉しそうな顔をしてくれます。でも、抱っこしながら頬ずりしようとすると、両手を前に出して全力で拒否するんです(笑)」
そうかと思えば、甘えたい時にはスッと腕の中に入ってくることも。様々な感情を表情豊かに表現するきなこちゃんに家族は日々、翻弄させられ、癒されてもいます。
「遊び疲れて猫じゃらしを置くと、おもちゃと私を交互に見て、『もっと遊んで』とアピール。自分のしたいことをちゃんと伝えられる、アピール上手な性格です」
そんなきなこちゃん、実は一度、おうちから脱走したことが……。ある日、玄関を開けた際、足元をサッとすり抜け、初めて外の世界へ。
「外へ出たことで満足感が満たされたのか、足を止めてくれたので、すぐに捕まえることができましたが、本当に肝を冷やしました。より注意しながら外へ出るようになりました」
そう話す飼い主さんはきなこちゃんが快適に暮らせるよう、猫種を考慮したケアも行っています。エキゾチックショートヘアは鼻が低いため、涙を鼻の奥へ流す「鼻涙管(びるいかん)」が狭く、目の周りに常に涙が流れるなどの症状が現れる「流涙症」の子も多いもの。
飼い主さんはきなこちゃんの目をこまめに拭き、清潔感を保っています。
「きなこは抜け毛が多いので、頻繁にブラッシングもしています。ブラッシング好きなので、最中は気持ちよさそうにしてくれます」

おまんじゅう顔のエキゾチックショートヘアをお迎え


「悪ニャン顔なのに内面は甘えん坊」のギャップ!


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