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子どもへの性教育を「恥ずかしい」と感じてしまう“仕方のない理由”。「1冊のマンガを贈る」という選択肢も<マンガ>

現場の先生たちもきっと、性教育に悩んでいる

──学校現場も、性教育をどう教えるべきか悩んでいるように感じます。 フクチ「そうですね。実際に私のところにも、『どうやって性教育をしていいのかわからない』と現場の先生から連絡をいただくことがあります。<保護者会で、『おうち性教育はじめます』のこのページをプリントして、保護者に配りたい>という問い合わせもあるんです。現場の先生たちもきっと悩まれているのではないでしょうか。  学校現場には熱意のある先生もたくさんいらっしゃるので、このシリーズが先生方の参考になればいいなと思っています。学校だからこそできる性教育もあるので、私自身も学校での性教育を盛り立てていきたいという気持ちです」 ========  親も先生も、試行錯誤しているのが現状です。家庭と学校、それぞれの場で適切な性教育ができるように、できることから少しずつでも始めていくことが、子どもの心と体を守るために必要なのではないでしょうか。親である私たちも、誰かにまかせきりにするのではなく、自ら動き出す必要性を感じます。 【特集】⇒マンガ『こどもせいきょういくはじめます』を読むフクチマミ】 1980年生まれ。マンガイラストレーター。「わかりにくいものを、わかりやすく」をモットーに、日常生活で感じる難しいことを取材し紐解いて伝えるコミックエッセイを多数刊行。『マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK』(大和書房)、『マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』(主婦の友社)、『おうち性教育はじめます』、『おうち性教育はじめます 思春期と家族編』(ともにKADOKAWA、村瀬 幸浩 共著)、『こどもせいきょういくはじめます』(KADOKAWA、村瀬 幸浩 北山 ひと美 共著)など著書多数。 <取材・文/瀧戸詠未 漫画/フクチマミ>
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーランスライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。X:@YlujuzJvzsLUwkB
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