Entertainment

Snow Manサブスク解禁。旧ジャニーズ唯一の“SMAP枠”に期待の声が上がるワケ

不在だった“SMAP枠”の筆頭に

 と、このように、9人それぞれが被らない分野でそれぞれの個性を持っていることが特徴的であり、その様子はまるで在りし日のSMAPのよう。  当時『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)に、香取慎吾さんや草彅剛さんらが出演していたように、現在は『ラヴィット!』(TBS系)へ宮舘涼太さんと佐久間大介さんが出演中です。  SMAPは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、料理やコントにアーティストとのコラボなど、それ以前の男性アイドルグループがやってこなかった企画を、多岐にわたって成功させてきました。  Snow Manは冠番組の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)で、ダンスバトルやロケ、TBS番組のパロディなどに挑戦しており、2025年4月4日には3時間スペシャルとして「それスノフレンドパーク」を放送。  春の新ドラマのゲストを迎えながらかつての名物アトラクションやゲームで対決していましたが、そうした同番組はまるで『SMAP×SMAP』の再来のようにも見えます。

もはやアイドルの域を越えて、国民的スターに

 全盛期のSMAPはメンバーそれぞれが強い個性を放ち、今までのアイドルグループがやったことのないタイプの仕事をはじめ、さまざまな偉業を成し遂げて国民的グループになりました。  SMAPの解散後は嵐がその後継グループとして目されていましたが、2020年の年末を持って活動休止に。  ほかにもV6やKAT-TUNなど、20年以上の活動を続けたグループが惜しまれながらも解散する事態が続出しています。  そうしたなか、メンバーそれぞれが異なる分野で活躍しながらも、バラエティや歌、ダンスにおいてはグループ全員でまとまって輝ける、“SMAP枠”的活動を見せているのがSnow Man。  事務所の「STARTO ENTERTAINMENT」が彼らに寄せる期待も大きいことでしょう。  その期待を決して裏切らず、今では旧ジャニーズファン以外にもファン層を広げ、アイドルという枠組みも軽々と飛び越え、国民的スターの地位を獲得しつつあるのではないでしょうか。  デビュー5周年を迎えたばかりのSnow Man。快進撃の勢い止まらぬ活躍ぶりを、引き続き楽しみにしたいところです。 <文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ