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『彬子女王のオールナイトニッポン』に庶民が共感したワケ。すべらない話や意外なエピソードも/辛酸なめ子

「オールナイトニッポン」月曜の呪いを止められた

(画像:ニッポン放送公式サイトより)

(画像:ニッポン放送公式サイトより)

 心温まるお話や楽しいエピソードなどであっという間だった2時間。終盤にはお祖父様の崇仁親王殿下、お父様の寛仁親王殿下が過去にラジオに御出演されたときの貴重な音源もオンエアされ、歴史的な一夜となりました。  そのあと、「オールナイトニッポン」の月曜日の呪い、という不穏なニュースがネットに流れていました。なんでも、伊藤健太郎、フワちゃん、永野芽郁などが月曜のパーソナリティーとして出演し、トラブルやスキャンダルを起こして世間を騒がせたことで、月曜日は呪われている説が囁かれているそうです。  でも、今回月曜日の夜に彬子様がご出演されたことで、その呪いを止められたように思います。彬子様の気品と皇室オーラで、これまでのスキャンダルのカルマが清められました。そういう意味でも、やんごとなき方がメディアにご出演されることは、社会に良い影響があると思わせられます。 「ごきげんよう、またいつか」で締めくくられた特別番組。また日本のメディア界を浄化してくださることを祈ります。 <文・イラスト/辛酸なめ子>
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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