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5年間の不妊治療が不倫のきっかけに…大手企業勤務の45歳男性が「専業主婦で2児の母」にハマった“意外なきっかけ”

婚外恋愛がきっかけで実家との交流も復活

彩子さんは現在、安城さんの実家にほど近いところに住んでいます。デートの度に地元に戻るようになったことで、実家に帰る口実ができたと安城さんは語っていました。
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彩子さんと付き合い始め、既婚者マッチングアプリのプロフィールを非公開にした安城さん

「実は不妊治療の件で気まずさがあり、結婚してからはずっと実家から足が遠のいていたんです。しょっちゅう顔を見せられるようになったことで、疎遠だった親との仲も修復し始めました。彩子さんと付き合い始めたことで、自分の中で不足していた部分が補えるようになったと感じています」 本来であれば夫婦で紡いでいくべきであった「心癒される関係」を、不倫相手に見出してしまった安城さん。現状、彩子さんとは真剣に再婚を考えているのでしょうか? 「向こうの家庭のこともあるので、すぐに再婚することは望んでいません。ただ、彼女の子どもが巣立ってから、自由になったタイミングで第二の人生を、とは思っていますよ」 既婚者マッチングアプリ チャットアプリ

もしも子どもができていたら……妻との関係は違っていた

では、安城さん自身は妻との婚姻関係をどうするつもりなのでしょう。その点を指摘すると、安城さんはバツが悪そうに苦笑いをしていました。 「そもそも、離婚するしないの話し合いすらできていない状況なんです。互いに向き合うこともせずに、ずるずると書類上の夫婦を続けているだけ。妻がどう考えているのか、ひょっとしたら私と同じように別の男性がいるのか、私は全く知らないんですよ」 既婚者マッチングアプリ チャットアプリ互いのことをわかりかねるまま、安城さんは人生のパートナーとして、妻とは違う女性を選ぼうとしています。取材を終える直前、安城さんはポツリとこんな言葉を零しました。 「もしも子どもができていたら……妻との関係は違っていたと思います。私も婚外恋愛なんて考えに至ることもなかったでしょうね」 時には、夫婦関係さえも変えてしまう不妊治療。夫婦の仲は修復可能なのか、それとも離婚の決断をするのか。安城さん自身もまだ分かっていないようです――。 <取材・文/もちづき千代子>
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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