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ボンネットから救出した子猫をお迎え。わずか3歳で旅立った茶トラ・りんくんの穏やかな日々と飼い主さんの想い

旦那さんにはなぜかツンデレ

ママのお膝が大好き

ママのお膝が大好き

 ただし、旦那さんにはツンデレ。飼い主さん夫婦が揃っている時に旦那さんが呼ぶと、りんくんは素通りして飼い主さんのもとへ。  しかし、旦那さんがリビングでうたた寝をしている時には足の間に挟まったり、体に寄りかかったりして一緒にスヤスヤ。旦那さんのインナーを給水器に浸す遊びも好きでした。
犯行現場

犯行現場……

「お気に入りのおもちゃを給水器にダイブさせる子だったので、パパのインナーもお気に入り=パパが好きってことなのかなと解釈していました(笑)」

深夜に大切な愛猫が急変!

りんくん 楽しい暮らしが一変したのは、2024年1月4日のこと。深夜、寝る前のお遊びタイムを満喫していたりんくんは突然、階段を駆け上がるなど大興奮。その後、足を引きずるような音がしたため、様子を見に行くと、りんくんは息を荒くし、足を舐めていました。  足を痛めたのかと思ったものの、妙な胸騒ぎがし、飼い主さんはかかりつけ医に連絡。病院では肥大型心筋症で血栓が飛んでおり、命の危険があるとの診断が……。りんくんは即、集中治療室に入院し、酸素室へ。飼い主さん夫婦は獣医師の厚意によって、付き添いを許可されました。 数日前の元気な姿 できる限り安心してもらいたいと思い、飼い主さんは自身の上着を酸素室の中へ。りんくんは上着の匂いを嗅ぎ、寄り添いましたが、やがて酸素室の中で大暴れ。飼い主さん夫婦は、腹圧で便や尿が出て汚れた体を拭き取りました。 「お世話のために触る以外は声をかけながら見守ることしかできず、もどかしかったです」
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異変から15時間後に天国へ
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