Entertainment

フリーメイソン怒りの投稿!自民党とアメリカCIAのズブズブをXで批判。その建前のウラには?/辛酸なめ子

秘密の組織には光と闇の両面か

 ちなみにこの投稿の翌日、「フリーメイソン日本」のアカウントは、フリーメイソンのストイックな精神をアピールするような訓示が投稿。 「ロッジを成長させ、強化する方法」の英文を投稿。 「できるだけ多くの会議や行事に出席しましょう。」 「早めに出勤し、遅くまで残業しましょう。支援し、参加しましょう。」 「読書をし、研究し、学び、訓練し、話し合い、教え、成長し、向上しましょう。」 「役職を引き受け、役割を果たし、ボランティア活動に参加しましょう。最善を尽くし、袖をまくり、助け合い、謙虚さを保ち、社会に貢献しましょう。」 「あらゆるエゴと愚かなプライドを捨て去りましょう。」 「噂話やゴシップは避け、他者の強みを活かし、情熱と新しいアイデアを奨励しましょう。」 「お互いを家族のように扱い、最大限の敬意と尊敬、敬意を持って接してください。」 といったまじめモードのルールが列挙されています。  これももしかして、噂の火消しなのでしょうか……。ディープステートやイルミナティ、フリーメイソンなどさまざまな秘密の組織がありますが、一枚岩ではなく、光と闇の両面があるのでしょう。  ちなみにディープステートは弱体化しつつあり、「ザ・シンプソンズ」の予言では万博に絡(から)めて2025年に「オオサカ・フルー(大阪風邪)」と呼ばれる感染症が世界に広まる、という都市伝説がありましたが、おそらく発生しないと思われています。先日、「ザ・シンプソンズ」の作家のスティーブ・ペプーン氏が急死したというニュースが入ってきたのは偶然でしょうか。  隠されていたものを開示しまくるトランプ大統領が「光の戦士」かどうかは不明ですが、世の中はポジティブな方向に向かっていると信じたいです。

ブチ切れエイリアンVSソ連軍の機密文書も

 ところで、今回、他にも注目を集めているCIAの機密文書が存在しています。それは、ソ連軍とエイリアンの対決について書かれたもの。旧ソ連の情報機関KGBによる機密文書で、2000年に機密解除されていますが、今回の解除命令で、新たに関連文書が公開されることへの関心が高まっています。 CIA文書 その文書によると、事件が発生したのは1989年から1990年頃とそんなに昔ではなく、訓練中だったソ連軍の部隊が円盤型のUFOに遭遇し、ミサイルで打ち落としてしまったことが発端となりました。  墜落したUFOの中から「大きな頭と大きな黒い目」を持った5人の小柄なエイリアンが登場。おそらく内心ブチ切れていたのでしょう。彼らは集まって一つの球体になり、ブンブンという音を立てて巨大化し、爆発。その爆発で兵士のうち23人が瞬時に石化してしまったそうです。  光を浴びなかったので生き残った2人の兵士が証言。エイリアンの持つ兵力と技術力の高さに戦慄させられます。  ケネディ暗殺というメジャーなトピックの影に、このような宇宙人の機密文書がさり気なく公開されているかもしれず、要チェックです。CIAやフリーメイソンよりも好戦的な宇宙人のほうがよほど脅威かもしれません。 <文&イラスト/辛酸なめ子>
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ