News
Lifestyle

屋上プール付きの宿でも“驚きの価格”!元テレ朝アナの2児の母が選んだ「夏休みの子どもとの過ごし方」

 新卒から18年半、テレビ朝日のアナウンサーとして、報道、スポーツ、バラエティなど多岐にわたる番組を担当してきた大木優紀さん(44歳)。  40歳を超えてから、スタートアップ企業である「令和トラベル」に転職。現在は、令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT(ニュート)』の広報、まさに「会社の顔」として活躍中です。プライベートでは小学生のふたりのお子さんを育てる働くママ。
大木優紀

大木優紀

 連載3回目となる本記事では大木さんが実際に体験した「夏休みの教育旅行という選択肢」について、深ぼっていきます。 【過去記事】⇒連載「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」を読む 【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」

夏休み、どう乗り切る?働く親にこそすすめたい「教育旅行」

 もうすぐ夏休みがやってきますね。子育て中のママやパパにとって、これは結構な鬼門です。特に、小学生のお子さんを持つ家庭にとっては、1か月以上もの長い夏休みをどう過ごすかは、大きな課題。  我が家もスケジュール調整には毎年頭を悩ませていており、夏が近づいてくるのを、戦々恐々と感じている日々です。  保育園までは、夏休みも変わらないリズムで登園してくれていたんですが、小学生になるとそうはいきません。日々、子ども達をどう捌いていくのか……(笑)。しかも、地獄の自由研究(自分じゃ、やりゃーしない!)も含む宿題があったり、イライラの種も多い中で、「長期休暇をどう過ごすか」は家庭単位での大きなプロジェクトのようになってきます。  学童を利用したり、祖父母を頼ったり、習い事やサマースクールに通わせたり、いろいろな選択肢はありますが、小さなブロックで夏休みを積み上げていくのって、本当に骨が折れるんです。  そこで、私が辿り着いたのは、思い切って「親子で教育旅行をする」という選択肢でした。小さな予定でスケジュールを組むのではなく、大きなブロックで、子どもと一緒に別の場所で学びながら過ごしてみる。  実は、このスタイルのほうが、お金も手間もかからず、心のゆとりも生まれやすいのではないか……というのが、小学生母、6年目の結論です。

「子どものため」だけじゃない。私のための“親子の夏休み”

大木さんの子どもたち 子どもの成長って、本当にあっという間。  小学生の夏休み、どう過ごしても、子どもは自分で、かけがえのない思い出を作っていくんだとは思います。でも、私はやっぱり、貴重な夏の時間を共に過ごし、横でその成長を見守っていたいという思いがとっても強かったんです。子どものためというよりは、自分の気持ちを満たすために、私は毎年、教育旅行に出かけるようにしています。  教育旅行というと、ちょっと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、親子で異文化に身を置き、一歩勇気を持って、コミュニケーションにチャレンジする。そこで感じた困難や戸惑いもシェアしながら、思い出を作り、成長を感じることがゴールかなと思っています。
次のページ 
教育旅行の原点となったオーストラリアのホームステイ
1
2
3
4
5
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ