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屋上プール付きの宿でも“驚きの価格”!元テレ朝アナの2児の母が選んだ「夏休みの子どもとの過ごし方」

お金の壁も、時間の壁も。家庭にあった方法でデザイン可能

バンコク 昨年の夏休みは、タイのバンコクへ。ここでもニューヨークとはまた違った、バンコクでしか味わえないいい体験ができました。  こういった教育旅行についてお話しすると、「お金も時間もかかりそう」「うちは無理かも」と思われる方もいるかもしれません。  確かに、勤務時間や働き方の自由度、家計とのバランスなど、いくつかのハードルはあります。  でも、最近は、リモートワークが可能な仕事や、私の会社のように「勤務時間を一時的に調整できる制度」を導入している職場も増えてきました。働き方が多様化している今だからこそ、選択肢にできる人も少なくないのではと感じています。  費用についても、どこに行くかによって大きく違ってきます。例えば、3年前には行けたニューヨークですが、昨年は円安やインフレの影響もあって、我が家も泣く泣く断念せざるを得ませんでした。  代わりに選んだバンコクは、滞在費も食費もかなり抑えることができました。  5〜6日間のハワイ旅行を想像していると、1か月の海外滞在となると多額のお金がかかるイメージだと思いますが、タイなど東南アジアエリアで、月単位での滞在であれば、かなり割安で実現可能です。  私が滞在したコンドミニアムは、月25万円ほど。屋上にはプールもある2LDKで、フルキッチンに洗濯機つき。現地のスーパーで買い物をして、自炊もして過ごせるので、食費も「旅行」の感覚よりはだいぶリーズナブルに抑えることができました。ちなみにニューヨークだと、滞在費だけで3〜4倍にはなりそうです。

学費はピンキリ。語学のハードルを下げる選択肢も

 もうひとつ気になるのが、サマースクールの学費です。学費は本当にさまざまで、1週間2〜3万円程度のところから、10万円を超えるところまでピンキリです。事前にしっかり調べて選べば、無理のない範囲で体験させることも十分可能です。  また、「うちの子、英語が苦手で……」という不安の声もあるかと思います。  サマースクールには、実にいろいろな選択肢があって、必ずしも語学が得意である必要はありません。現地の子どもたちが集まるサマースクールや、博物館・動物園などの施設が主催する体験型のものなど、学び方もさまざま。  アジア圏や日本の子ども向けに設計されたサマースクールもあるので、「語学のハードル」を下げる選択肢も、たくさんあります。海外のみならず国内でも住んでいる地域とは別の地域に家族で長期に滞在して、学校に通わせたり、プチ移住を楽しんだりできるプログラムもあります。  もう少し、小さい子なら「保育園留学」なんて制度も楽しそうです。そういった形で、大きなブロックで夏休みをデザインするというやり方を、ぜひ試してみてほしいなと思います。
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この夏、「やってみたい」をぜひカタチに
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