そこに夫から「一生許せないひとこと」をぶつけられてしまいました。
「毎日子どもと接するのはわたし。育児の悩みは男性には分からないのだろうなと思いました。だったらせめて、ちょっとした愚痴でも聞いてもらえればスッキリするかなと思い、主人に『
今日はイヤイヤがひどくて疲れちゃった』など、育児の愚痴をこぼしてみたんです」
すると、驚くような言葉が返ってきたといいます。

「主人に愚痴をこぼすと、『
だったら産まなきゃいいじゃん』という強烈なひとことが返ってきました。はじめての子育てで不安だらけなのに、そんなことを言われてしまい、血の気が引いて、ひざが震えました。けれど、あまりにショックで何も言い返すことができませんでした」
夫の主張は、「
子育てが大変なのは当たり前で、それを頑張るのは母親として当たり前。そんなことも想像しないで産んだのか」ということだそう。これはあおいさんだけでなく、全国で奮闘する母親たちを敵に回すような発言でしょう。そもそも2人の子どもなのですから、育児も2人でするべきなのに…。あおいさんに任せっぱなしなうえに、ひどい言葉をかけるなんて、信じられません。
「『大変だね』とか『おつかれさま』とか、ちょっとしたねぎらいの言葉だけでももらえたら、それでよかったんです。ママ友ともあまり話せず、つらい状況だったので、本当に苦しかったです」