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「たった1杯のお酒で気絶して…」36歳女性が告白する“異常な体験”。婚約者からの「ひと言」に心が砕けた

じわじわと浮かんできた、薬物混入の可能性

年月が経ち、ニュースで「デートレイプドラッグ」による被害が増えていることを知り、「自分もあの夜、そうだったかもしれない」とようやく腑に落ちたといいます。 薬物こうした薬物は病院で処方される睡眠薬などによく似ていて、手軽に入手でき、証拠が残りにくいといわれています。内閣府男女共同参画局の薬物やアルコールなどを使用した性犯罪・性暴力に関する注意喚起では、「いつもなら酔わない量なのに酔いの回りが早かった」「体が思うように動かなかった」「記憶が途切れていた」といった症状が特徴に挙げられています。 もちろん断定はできませんが、みのりさんの体験――普通に会話していたのに急に動けなくなる、目が覚めたら数時間後だった――は、そうした薬物の影響を象徴するものにも思えます。

女性をモノ扱いしていた、Xの本性が発覚

表向きは穏やかに振る舞っていたXさんでしたが、結婚後に本性があらわになり離婚しました。職場での不正隠蔽や、みのりさんへのモラハラ、DVに加え、常習的な女性問題も発覚したのです。 「同棲中から、彼は友人たちと相席居酒屋にしょっちゅう出かけては女性を引っかけ、深夜まで連れ回していたんです。LINEには『酔わせてレンタルスペースに連れ込め』なんて会話まで残っていて……女性を同じ人間として見ていないような言葉に目を疑いました」 あの飲み会の夜、彼がかけた「恥をかかせないでよ」という言葉。みのりさんは、それが彼の本質を映していたのだと今なら思います。ですが結婚前は、彼のお堅い職業や普段の好青年ぶりの方を、信じる材料にしてしまったのです。 「違和感に蓋をして結婚まで進めてたことを後悔しています。私の家族まで悲しませてしまったし、本当に迷惑をかけました」 仮に薬物を使われた被害だとしても、加害者が誰だったのか、あるいは動機が何だったのかは現在も分かりません。ただ、「女性をモノ扱いするようなことを平然と言っていた彼や友人たちの価値観を考えると、“悪ふざけで薬を使っていた可能性”も否定できない」と、みのりさんは語ります。
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ペットボトルも、置きっぱなしにしないで
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