まだ若く、健康診断の結果も悪くないという方は、掛け捨てのシンプルなもので十分ではないでしょうか。
ただ、払い始めて少し経った2018年、体調を崩したときに実感しました。女性は体のつくりの影響で、体調リスクを抱えて生きる可能性が高い。例えば、子宮内膜症は10人に1人が発症します。10%って、消費税か! 勘弁してほしいものです。
しかも、健康に気をつけていたとしても、遺伝による病気リスクは変わらず存在します。病気には、環境と遺伝という要因があり、なかなかどうして遺伝要素は強いようです。
バブル世代の堅実派だった母は、保険をがっちりと掛けるタイプでした。やりすぎでは? と思っていたのですが、緊急搬送されたとき、まさに保険が命及び我が家の家計を救ってくれたので、転ばぬ先の杖を多めにしておくというのも、ひとつの選択だと思います。

京都にて、森光子さんのお墓参りした際見た虹
なお、コロナ禍で、葬式運営会社のSEOライターなる仕事もしていたので(本当にあれやこれやとやっている)、葬式費用に関して、やたら知識があります。火葬のみの直葬から家族で行う家族葬、ひいては会社で行う社葬まで、相場や手順など、記事を書く際に調べ済みなんです。へんな生き物ですね。
さて、もうすぐ満期を迎えるわたくしの保険、もとい葬式費用。皆様、お察しだと思うのですが、ドル建て……。現在はしばらくぶりの驚異的円安。つまり、私は現在支払い代金が跳ね上がっております。絵に描いたような「為替によるリスク」にぶち当たっているのです!!(笑)
正直ギブアップしたい思いもなくはないですが、終身保険ですし、きちんと払いきって、人生の始末をつける準備をしておこうと思います。
これは私があまりに葬式が身近だったゆえのサバイバル・ソリューションですから、保険をかけたほうがいいですよ! とおすすめするものではありません。