ふとドラレコの録画データを再生してみたら→“夫と子どもの会話”に涙…「今も消せません」
大谷さやかさん(仮名・40歳)は、11歳になる娘の母。子育てをしながら、週5でパート勤務という忙しい毎日を送っています。
忙しいさやかさんは、夫への不満がいっぱいだったそうです。
「夫は土曜勤務があって、その振替で平日に月2回ほど休みがあるんですけど、とにかく残業が多い職種なんですよ。いつも、なんで私ばっかり、こんなに頑張ってるんだろう……って不満ばかり呟いていました」
特に大変なのが、平日夕方の習い事の送迎なんだそう。さやかさんの娘が習っているダンス教室は週に2回、18時半。この時間はちょうど夕飯の支度と重なり、さやかさんにとっては一番手が足りない時間帯です。
「基本的に送迎はすべて私の役割です。まぁ、習い事を決めたのも私と娘なのでね。でも最初の頃は、スタート時間が15時だったんですよ。それが、小学校高学年になってからダンスのスタート時間が遅くなってしまって」
家は畳まなければいけない洗濯物が山積み、夕飯も作らなくてはと思いつつ、送迎が重なって、この時間のさやかさんは余裕がなくなるんだそう。
「他のお宅は上手にやっているんでしょうけど、私はあまり要領のいい方ではないので、夕方の時間はほんとに疲れちゃいますね」
そんなある日のこと。
仕事の休みに家にいた夫が、珍しくさやかさんに「今日は俺が、ダンス送っていくからね」と言ったんだそう。
夫の言葉に、さやかさんは驚きながら、「あ、そ。じゃあお願い」と答えます。
「実はあのとき、すごく複雑な気分になったんです。正直、いつも週2で送迎しているのは誰だと思っているの? って気持ちになりました。
せっかくの夫の言葉に『やってくれるんだ、ありがとう』って素直に言えない自分ももどかしくて、自己嫌悪にもなってしまって」
ふいに送迎を引き受けてくれた夫への感謝よりも、「いつも私ばっかり」の気持ちのほうが勝っていたそうです。

画像はイメージです(以下同)
夕方にある娘の習い事送迎が負担
「夫は土曜勤務があって、その振替で平日に月2回ほど休みがあるんですけど、とにかく残業が多い職種なんですよ。いつも、なんで私ばっかり、こんなに頑張ってるんだろう……って不満ばかり呟いていました」
特に大変なのが、平日夕方の習い事の送迎なんだそう。さやかさんの娘が習っているダンス教室は週に2回、18時半。この時間はちょうど夕飯の支度と重なり、さやかさんにとっては一番手が足りない時間帯です。
「基本的に送迎はすべて私の役割です。まぁ、習い事を決めたのも私と娘なのでね。でも最初の頃は、スタート時間が15時だったんですよ。それが、小学校高学年になってからダンスのスタート時間が遅くなってしまって」
家は畳まなければいけない洗濯物が山積み、夕飯も作らなくてはと思いつつ、送迎が重なって、この時間のさやかさんは余裕がなくなるんだそう。
「他のお宅は上手にやっているんでしょうけど、私はあまり要領のいい方ではないので、夕方の時間はほんとに疲れちゃいますね」
自分が言った言葉に、モヤモヤが募った出来事が
そんなある日のこと。
仕事の休みに家にいた夫が、珍しくさやかさんに「今日は俺が、ダンス送っていくからね」と言ったんだそう。
夫の言葉に、さやかさんは驚きながら、「あ、そ。じゃあお願い」と答えます。
「実はあのとき、すごく複雑な気分になったんです。正直、いつも週2で送迎しているのは誰だと思っているの? って気持ちになりました。
せっかくの夫の言葉に『やってくれるんだ、ありがとう』って素直に言えない自分ももどかしくて、自己嫌悪にもなってしまって」
ふいに送迎を引き受けてくれた夫への感謝よりも、「いつも私ばっかり」の気持ちのほうが勝っていたそうです。
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