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初ドライブデートで「この人とは絶対結婚できない」と思ったワケ。それ以外は“理想そのもの”だったのに…

「この人と、もしかしたら…」
男女

画像はイメージです(以下同)

 佐伯美咲さん(仮名・36歳・埼玉県)は、初デートの夜にそんな淡い期待を抱いたんだそうです。  美咲さんがそんな気持ちになったのは、マッチングアプリで出会った同じ県に住む男性でした。

穏やかな彼との、夢のようなドライブデート

ドライブ  美咲さんは、彼とメッセージのやり取りを重ね、ついに会うことになったんだそう。「ドライブが好き」という彼の提案で、埼玉県から都内の夜景スポットまで車で向かうことになります。 「高身長で爽やかな見た目に、完全に心が奪われていましたね」  はじめて会う彼は、美咲さんのイメージを遥かに越えていたんだとか。 「運転もスマートで、会話も穏やか。助手席にいる時間が心地よくて。こんな人と人生を一緒に歩んでいけたら……なんて、夢みたいなことを考えていました」  都内の夜景が見えるレストランでは、大人の雰囲気が漂うディナー。彼との会話も弾み、静かに過ごす時間に心がとろけていくような感覚だったそうです。

赤信号が告げた、心のブレーキ

交差点の赤信号と朝日に黄色く光るビル デートも終盤。帰りの車内も夢心地だったという美咲さん。  しかし、車通りの多い幹線道路へと出たときでした。 「前方の信号が黄色に変わりました。前には一台の車がいて、その車は減速して止まる様子だったんですが……彼がそのタイミングで、急にアクセルを踏み込んだんですよ」  一気に車のスピードが上がり、一瞬ヒヤッとした瞬間、信号は赤に。 「うわっ!」と声をあげそうになった直後、車は急ブレーキ。シートベルトが身体にギュッと食い込み、美咲さんの身体は前に押し出されるような感覚にになりました。 「あの時は、びっくりして心臓が止まるかと思いました。でも、彼が次に発した言葉に、もっと驚いたんです」
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「なんで行かねえんだよ!」彼の怒鳴り声が響く車内
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