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5分で完成するのに「めちゃくちゃ腸にいいスープ」教えます。コクうま~でお腹も体もあったまる

わかめといえば、海藻類の代表ですよね。普段、どのように活用されていますか?「味噌汁の具にしか使っていない!」という方も多いのではないでしょうか。でも、それは非常にもったいないのです! わかめを使った腸活スープ実はわかめは、ただ海藻というだけではなく、スーパーフード級の効果を秘めています! 今回は、わかめに隠された驚きのパワーと、その効果を最大限に引き出す最強の腸活スープをご紹介します。研究結果を基に詳しくお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

わかめの「ネバネバ成分」がスゴすぎる理由

わかめを水で戻した時、独特の「ぬめり」や「とろみ」が出てきますよね。あのネバネバの正体が、腸内環境を整えるキーマンである「フコイダン」という水溶性食物繊維なんです! このフコイダン、私たちの腸内ですごく嬉しい仕事をしてくれます。 実際に、健康な人を対象にした日本の研究では、1日にたった4gの乾燥わかめを2週間食べ続けただけで、腸内の代表的な善玉菌であるビフィズス菌(Bifidobacterium longum)の割合が増えたのです!(※) しかも、1日たった4gと少量にも関わらず、なんと約2.3倍もビフィズス菌が増加したという結果が報告されています。他にもビフィズス菌を増やす食材はありますが、少量で良いのは嬉しいですよね。 ビフィズス菌が増えると「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」という、私たちの健康に欠かせない物質を作り出してくれます。 <短鎖脂肪酸の働き> ・腸のエネルギー源になる ・腸のバリア機能を高める ・全身の炎症を抑える わかめを食べることは、ただお通じを良くするだけじゃなく、腸内環境を整えて内側から体を元気にしてくれることに繋がるんですね!

ダイエットの味方! 食後の血糖値スパイクを防ぐ効果

「お腹いっぱい食べた後に、急に眠くなる……」「甘いものが無性に食べたくなる……」そんな経験ありませんか? もしかしたら「血糖値スパイク」が原因かもしれません。 血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇・急降下すること。これが繰り返されると、血管を傷つけたり、余った糖が脂肪として体に蓄えられやすくなったりと、ダイエットにも健康にも良くないんです……。 しかし、ここでもわかめが大活躍します! わかめに豊富な水溶性食物繊維は、糖の吸収を穏やかにして、食後の血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があるのです。 ある研究では、200gの白米だけを食べた時と、白米にたった4gのわかめを加えて食べた時を比較したところ、わかめを加えた方が食後の血糖値の上昇が有意に抑えられた、という結果が出ています(※)。 食事と一緒に、今回ご紹介する腸活わかめスープを飲むことで、食後の血糖値コントロールにも役立ちますよ! ここからは、腸活わかめスープの材料と作り方、おすすめの飲み方をお伝えしますね!
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<レシピ>5分で完成! コクうま腸活わかめスープ
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