「息子さんに3年半も浮気されてたんです」二股男の親に電話したら…返ってきた“あまりに残酷な一言”
二股男に制裁を加えるため、相手の親と話すことに
今は正常な判断ができないと思い、何人かの友人に状況を伝え相談します。友人たちのアドバイスは以下の3パターンだったそうです。
①「男紹介するよ!」次の男紹介派
②「飲みに行こう!」うさ晴らし派
③「許せない!」制裁加えよう派
彩乃さんは驚くことに、全てのアイディアを実行することに決めます。自分は20代後半の3年半という貴重な時間を奪われたのに、翔太は何も失っていないのですから。「まずは翔太の親に、息子が3年半も浮気していたことを伝えると決めました」。
そして、翔太さんとビデオ通話をする約束を取り付けます。彩乃さんは自分の父親にも同席してもらいました。翔太さんにもそちらの親とも話したいと要望を伝え、ビデオ通話の場で実家に電話をかけてもらいます。翔太さんの親が出たので、スピーカー通話に設定してもらいました。
先方の親と会話して分かったのは、翔太さんには学生時代から交際している親公認の恋人がいるということでした。
「あちらの親から謝罪の言葉はなく、変な女が息子に絡んでいるような印象を持たれたようです」と振り返る彩乃さん。ビデオ通話とともに、3年半にわたる翔太さんとの関係は完全に終了しました。
私の「好きセンサー」は当てにならない
会った男性の中には、遅刻してきたうえにホテルのラウンジで脇汗をギャツビーで拭き始めた男性、磯丸水産(大衆海鮮居酒屋チェーン)で会計が1万円超えるほどの大酒飲みだった人、泥酔して「どうしたら付き合ってくれるのですか」と絡んでくる人など、癖が強い人もいました。
「自分の『好きセンサー』で選ぶのは当てにならないと思っていました。かといって頭でジャッジして選ぶと、誰のことも好きになれないと感じたのです。
菊乃さんの記事やブログにも『女性の方が好きになるスピードが遅い』と書いてあったので、よほど年齢が離れている人じゃない限りは選り好みせず、対応にも差をつけずに会っていました。
もう、最初に付き合ってと言ってくれた人と付き合うつもりで婚活したんです」
彩乃さんは自分より年収が低い男性や、高卒・専門卒の男性とも会っていたそうです。結婚相談所は1人会ってすぐやめてしまいました。というのも、お見合いした時には未来の配偶者となる男性とデートを重ねている最中だったからです。
その男性・亮さん(仮名)とはマッチングアプリのwithで知り合いました。
彩乃さんは相手を選り好みせず、デート当日になってから相手のプロフィールを読むようにしていたので、会う当日に相手が3歳年下のイケメンでなおかつ高学歴で年収も自分と同じぐらいのエンジニアだと知ります。条件が良すぎるため、疑いながらデートに向かったそうです。
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