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「色気と葛藤が素晴らしい」斎藤工、松本潤、中村倫也…夏ドラマで演技が光った俳優たち。No.1はイメージを覆した“イケオジ”に!

ブレイク直前!『愛の、がっこう。』中島歩

(画像:『愛の、がっこう。』フジテレビ公式サイトより)

画像:『愛の、がっこう。』フジテレビ公式サイトより

 5人目は、『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)で主人公・小川愛実(木村文乃)の婚約者・川原洋二を演じた中島歩。  今年前期のNHK朝ドラ『あんぱん』で、主人公の最初の夫・若松次郎を演じ、大人の佇まいと包容力ある優しい演技が話題となった中島。その正反対にいるような人物である川原は、はじめは愛実に不誠実な振る舞いをとるが、徐々に愛実に執着し、ストーカー婚約者となる。  中島の独自なテンポの口調も、穏やかな次郎と切羽詰まったような川原ではまるで別人だ。
 その奇人ぶりに、作中での呼び名「川原なにがし」として多くの視聴者にキモがられるも、改心した川原の漢気に、最後は愛されキャラになるまでに至った。  それは中島の確かな技量によるものだろう。次郎と「川原なにがし」によって、中島は本格ブレイク目前だ。

No.1俳優を決めるなら、やっぱりこの人!

 このほか、中島に続くネクストブレイク候補として、BL作品『40までにしたい10のこと』(テレビ東京系)で、年下男子として主人公との恋を引っ張った庄司浩平、『こんばんは、朝山家です。』(テレビ朝日系)で、自閉症を持つ少年に見事に憑依した嶋田哲太が挙げられる。
 そして、2025年の夏ドラマで演技が光った俳優No.1を決めるとするならば、やはりパブリックイメージを覆し、中年男性の葛藤と色気を華麗に演じた阿部サダヲに一票を投じたい。 <文/こじらぶ>
こじらぶ
フリーライター・コラムニスト。言語学修士。男性&女性アイドル、地下、ローカルなど様々な現場を経験。ドラマ、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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