とはいえ、たとえ優勝できなくても、今回の『キングオブコント2025』でレインボーは芸人として大きなブレイクを迎えそうだ。現時点でも2人は多くのバラエティ番組に出演しており、ブレイク直前の期待感を放っている。

画像:株式会社フィッツコーポレーション プレスリリースより(PRTIMES)
池田は得意の美容ネタで仕事を取ることもあり、2023年にはコスメブランド「makeumor」を設立。個人チャンネルも人気が高く、さらに美容キャラなのに女好きという意外な本性も認知され、千鳥・ノブから“芸能界で一番遊んでいる男”とイジられるなど笑いを生み出している。
一方のジャンボは、とにかくごはんを食べる「レインボー ジャンボたかおの食うチャンネル」が大バズリ中。特にジャンボの母が関連する動画は、数百万回の再生数を記録し、大人気となっている。この実力が認められ、10月7日放送の『相席食堂』(ABCテレビ)では次世代グルメスターとして出演。秀逸なコメントやギャグも織り交ぜながら、完璧なグルメロケを行い千鳥からも大絶賛を受けた。
ここ最近では『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系)で進行を完璧にこなすなど、番組をまとめる力があることも証明している。池田もジャンボも個人で芸人として光る才能を持っているだけに、『キングオブコント2025』という大舞台で知名度が上がれば、一気に大ブレイクする可能性を秘めている。
2018年に『おもしろ荘』で優勝しながらもテレビの世界ではなかなかブレイクまでたどり着けなかったレインボー。今回のキングオブコントをきっかけに、YouTubeでもテレビでも大活躍するコンビになることを期待したい。
<文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆