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36歳独身・元『渡鬼』子役が「金八先生に出ている友人が羨ましかった」ワケ。女友達の愛が重すぎる現在とは

会えても、会えなくても、友情はある

歌舞伎座でどら焼き

Y氏は歌舞伎座に誘ったらどら焼き買っておいてくれました

 大人になると友情の形は少しずつ変わりゆくもの。私も、どうしても元に戻れなかったり、終わってしまったりといった経験があります。ただ、常に連絡を取らないと友情が保てないというケースも、大人になると逆に減るのではないでしょうか。  高校から、大学から、大人になってから出会った、いろいろな友人がいます。それぞれ人生を歩んでいて、その形は見事にバラバラ。ひとりとして同じ状況はいません。彼女たちが選んだ人生を尊重し、応援する。これが、友人としてできる務めかなと思います。  大人の友情に大切なのは、相手の領域に踏み込み過ぎないこと。お互い傘をさして、隣を歩く、くらいの、尊重しあえる距離感。これが心地よい関係のコツでは、と(依存しがちな人間は強烈な自戒を込めて)思います。  老後まで共に笑い転げたい。楽しいことをたくさんして、胃の続く限り、食べ放題とかビュッフェとか行きたい、できればラインダンスくらいやりたいものです。連載のタイトル候補にも「老後みんなでラインダンス」があったくらいの、本気の願望(笑)。  己には己の事情があり、相手にも相手の事情がある。細くても長くても一瞬途切れても良い、縁を切らずに生きていたい、30代後半でございます。みんな愛してるよっ!!!  ちなみに、「老後みんなでラインダンスしたいから練習しといて欲しい」とは、既にお伝えして回っています。ところがなんと! 全員に毎回断られています。  でも……こればかりは、諦められないっ……!  代々木公園でストレッチする会でも開こうかな? 参加者、募集中です。 <文/宇野なおみ>
宇野なおみ
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中
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