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「ストリッパーは体を売ってるのと同じ」潔癖症役の浜辺美波と、いかがわしい渋谷の深い縁|ドラマ『もしがく』5話

『もしがく』5話、さらに新キャラが増えてびっくり

 さて、気になる『夏の夜の夢』。ドラマ5話では、初日に三谷幸喜喜劇らしいバタバタ(お祓いで名前を飛ばされてしまうエピソードやお弁当をめぐるエピソードが筆者はお気に入り)を経てなんとか幕が開くのだが、肝心の本番は放送されなかった! 劇中劇をちゃんとやろうと思ったら大変だからさもありなん。
『もしがく』5話場面写真(C)フジテレビ

浅野和之。『もしがく』5話場面写真(C)フジテレビ

 さらに、新キャラ・是尾礼三郎(浅野和之)も出てきて(シェイクスピアのもじりはコリオレイナス。ハンチングにコートが久部に似ているが何か意味はあるだろうか)、それでなくても渋滞なのにまだ登場人物が増えるのかとびっくり。久部を取材に来た記者・(宮澤エマ)も、学歴もプライドも高そうな記者感がよく出ていた。
『もしがく』5話場面写真(C)フジテレビ

宮澤エマ。『もしがく』5話場面写真(C)フジテレビ

 第5話では宮澤、第4話では近藤芳正がゲストで出ていた。ゲストに三谷作品常連が出ているのも楽しみのひとつだ。神木隆之介が淡々と素早くやる竹の子族の振りマネもさすがだった。 【特集】⇒『もしがく』ドラマレビュー <文/木俣冬>
木俣冬
フリーライター。ドラマ、映画、演劇などエンタメ作品に関するルポルタージュ、インタビュー、レビューなどを執筆。ノベライズも手がける。『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』など著書多数、蜷川幸雄『身体的物語論』の企画構成など。Twitter:@kamitonami
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