「40代女性は性格がキツい」46歳男性のカン違い婚活。若い女性がおじさんに優しい“残酷な理由”も知らないで
こんにちは。これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
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40代で婚活している方の中には、数年単位で活動している人も多いです。46歳で婚活中の敦さん(仮名/エンジニア/年収700万円)が婚活を始めたのは、39歳のとき。もうすぐ7年目に差し掛かります。
婚活パーティーから始め、マッチングアプリ、結婚相談所といろんな出会い方を試し、婚活につぎ込んだお金は総額100万円を軽く超えます。
「これだけ頑張ったのに、成果が見えず、もう一生独身なのかもしれない。39歳のときにもっと本腰を入れればよかったのかもしれないけど、ぐずぐずしていたらこんな年になってしまった。今婚活をやめれば、もう二度とやることはないと思う」と、婚活をやめるか進むかで迷っているようでした。
お会いした敦さんは、実年齢より上の50代にも見えそうな、パーカーを着た中年男性でした。服装にこだわりはないのでしょう。「女性と会うときはちゃんとしている」と言うのですが、だったら普段から「ちゃんと」してほしいと思いました。
敦さんなりに外見磨きの努力もしてきたそうで、ダイエットをして10キロほど痩せたのだといいます。痩せにくくなった40代のダイエットが大変なことは分かります。ただ、外見偏差値30が40に上がったとしても、「人気が出た」という実感が伴う変化はありません。
敦さんの結婚相談所のプロフィールと、今までに申し込み(会いたいという意思表示)をしたお相手を見せてもらいました。プロフィールには、46歳なのに「子どもが欲しい」と書いていました。さらに、彼が申し込みしているのは30代のキレイな女性ばかりなのです。
「若い女性にばかり申し込みして、こんな高望みしてたらそりゃ結婚できませんよ」
「別に20代と結婚できるとは思ってないけど。申し込みしているのは30代後半ですよ。それでも高望みですか?」
「多くの女性は同年代を希望して婚活していますからね。敦さんはかっこいいわけでもないし、ハイスぺってわけでもないし。それに『子どもが欲しい』って書いてますけど、最速で生まれたとしても、お子さんが大学卒業するときに69歳じゃないですか。ブライダルチェックを受けたり、教育費を貯めたりはしているのでしょうか?」
「そこまでは……」
46歳、婚活をやめて一生独身を覚悟すべきか

画像はイメージです(以下同)
30代後半の女性と結婚して、子どもが欲しい
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