
マーラータンにおなじみの「蟹味みそ入り魚団子」はいったいどんな食べ心地なのか?
マーラータンに熱狂するもう一つの理由は、バズリ具材“しましまのアレ”ではないかと考えられます。その正体は、蟹味みそ入り魚団子。異国感たっぷりなかわいいビジュアルに、魚介のおいしそうなイメージが相まってSNSでも頻繁に見かけるようになりました。
どんな味? どんな食べ心地? と気になっている人も多いことでしょう。食べてみるとカニカマよりもプリプリ感が強く、中の蟹味みそは変なクセはなく旨味を感じるまろやかさがあります。
他にもしましまファミリーは増えつつあり、黄色いしましまはサザエ風味魚団子、オレンジのしましま棒はレインボーロールという肉入り魚団子で、いずれも日本では食べたことのない異国感が魅力になっています。

モチモチ食感の麺を自由に組み合わせること、従来のラーメン店では実現できなかった
3つ目は、日本人が好むモチモチ食感を麺で味わえる点。しかも種類は豊富で、トウモロコシ麺、牛すじ麺、サツマイモ春雨などが揃い、これらを組み合わせ可能な店が増えています。

麺の種類はさまざま
ミスタードーナツにおけるポンデリングやもっちゅりんのブームにあるように、もちもち食感がヒット性を持っていることは間違いありません。従来のラーメン店ではこのモチモチ麺を味わうことはもちろん、異なる麺を複数種類同時に選ぶことは難しいはず。
つまりマーラータンはラーメンの世界を知る日本人にとって、親近感を感じながらも新しさを楽しめる麺料理なのです。