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株の話をしたら男性に鼻で笑われたことも…この日本社会で、私たち女性が「自分のお金」を持つべき理由

アメリカと日本の違いについては注釈あり

 やはりアメリカのお話なので、日本とは違うところもあります。  例えばアメリカでは高利回りの貯蓄口座「HYSA」があり、日本はこうしたものは残念ながらない。類似・代替はこう、残念ながら類似のものはないといった注釈をつけてくれているので、安心して読み進められます。  収入を増やすために「交渉する方法」の項目は、馴染みがなくて戸惑うかもしれません。でも、知識として学んでおき、いざという時に一歩が踏み出せばれ、きっとあなたの運命が変わるはずです。具体的に言うと、貯金通帳の残高などが……。

大切なのは「自分にとって価値のあるもの」

旅行中の女性 著者であるトリはお金について知り、自分の支出をコントロールし、投資する「ファイナンス戦略」を「言いわけサラダ」のお金バージョンと称します。 「言いわけサラダ」とはトリと友人が実践する、「食べたいものを食べるために先に頼むサラダ」のことだとか。お金を使って好きなことをするには「先に準備しておく」ことが大切なのですね。  第2章に、「自分の人生に必要ではないけれども、価値のあるもの」を3つ選ぶというワークがあります。トリの場合は旅行、外食、住環境だそう。  ただ切り詰めるだけではなく、自分の大切なものを愛する費用も準備しておくという考え方は、取り入れやすいはず。未来も大切ですが、今を生きることも重要ですよね。
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苦しいし、恥ずかしいけど、自分のためにお金と向き合う
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