“朝の大喜利番組”と異名を持つほど、お笑い色の強い番組という異色さで人気を獲得してきた『ラヴィット』。ただ、3年くらい前までは、相席スタートの山添寛さんや真空ジェシカ、KOC(キングオブコント)の決勝進出者など、多種多様な芸人がかわるがわる登場しながらも、どこかワクワク感がありました。
『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が仕掛けた“伝説のあのちゃん回”に見られたような、スベったら地獄のヒリヒリさ、ロケや平場で爪痕を残そうとする芸人たちの朝番組でできる限界ギリギリの笑いがあったように思えます。
しかし、今は同じような面子の芸人ゲストとレギュラー、他ゲストがゲームをして2時間終わる日がほとんどです。
木曜レギュラー・ダウ90000蓮見翔さんが言うように「(世間で)お笑いは流行ってない」状態が真実であれば、新規視聴者の獲得は難しいでしょう。「テコ入れのため芸人削減」といわれても仕方ありません。
先日終了が発表された深夜番組『人間研究所~かわいいホモサピ大集合!!』(日本テレビ・中京テレビ系)にて、テレビ番組が終わりに至る過程が赤裸々に暴露されていました。

画像:「人間研究所 ~かわいいホモサピ大集合!!~」中京テレビ公式サイトより
それは、話題性とコアなファンを求めがちな制作側に対し、老若男女幅広い視聴者層の獲得を目指す編成側の軋轢があったというもの。
TVerやSNS、業界評価が高くとも、上層部やテレビ局の指令塔である編成部の評価は上がらず、方針転換や全世代から愛されるタレントを出演させたものの、時すでに遅し。番組終了に至ったそうです。
『ラヴィット!』はレギュラー入れ替えがほとんどありません。『ラヴィット!』だけでしか見ないような芸人も何組かおり、賞レース決勝でもラヴィットレギュラーの芸人の名を見ることは少なくなりました。
一方で、以前は『ラヴィット!』に頻繁に出演していたにもかかわらず、ぱたりと出演しなくなり、他の媒体で華々しく活躍するようになった芸人もいます。例えばヤーレンズ。M-1では3年連続で決勝進出し、ラジオも好評。次世代のラジオスターとの呼び声も高い活躍を見せています。