網浜さんの母が主役!50歳からでも楽しいと伝えたい
――そして女性セブンで連載されている『ママってサバサバしてるから』(以下、ママサバ)は網浜さんの母である網浜多江が主人公に。
とらふぐ:網浜さんのお母さんというとあけっぴろげな“ザ・おばちゃん”のような人を想像する方が多いようなんですが、美人で頭のいい、天然な人なんです。多江さんは、娘のことが大好きなゆえ過干渉気味だし、間違ったことには正論を言ってくるので、網浜さんは大嫌いなんですよ(笑)。
そして実は網浜さんのライバルである、本田麻衣にそっくり。本田麻衣のことを嫌っているのは無意識下でその影響もあるんです。

『ママってサバサバしてるから』多江プロフィール(小学館)
――なるほど!そんな多江さんは50歳という設定。多江さんを通して描きたい点は?
とらふぐ:50代以降というのは、子育ても終わりつつあって、これからどうするかと考える年齢だと思うんです。熟年離婚、介護問題、経済的な不安……老後に向かって歩いていくことを意識し始める時で、なんとなく閉塞感があるように感じる。夫やママ友のコミュニティで「自分には何もない」と縛られている人もいるかもしれません。でもそうじゃなくて、女性は50歳からでも楽しめるということを浸透させたいんです。
そして20代や30代の人たちに多江さんを見てもらうことで、年を取ることは怖いことじゃないんだよ、ということを伝えられる作品にしたいと思っています。
――スピンオフ漫画に留まらず、『ワタサバ』は様々な展開をしています。話題となった自衛隊とのコラボレーションはどのように生まれたのでしょうか。
とらふぐ:X(旧Twitter)に網浜さんの履歴書をアップしたことがきっかけです。彼女の自信満々な性格の裏には、サバイバル検定や狩猟免許など様々な資格の取得、さらにバックパッカーとして世界中を周った経験があることを発表したんです。

『ワタシってサバサバしてるから』自衛隊コラボイラストより
その結果、フォロワーさんから「網浜さんは自衛隊向きだ」言われ、そこから自衛隊関係の方が「いいね」をくださって、そのご縁からコラボに繋がりました。
「防災フェアinお台場」自衛隊ブースでは自衛隊の格好をした網浜さんの等身大パネルを置いてもらったり、本物の自衛隊員の方が真似をしてくださったり。ネットニュースにも取り上げられて反響が大きかったです。