そこで麻紀さんは、安全に出会えそうな結婚相談所に登録しました。
結婚相談所で6人ぐらいの男性に会い、一人だけ2回目デートに進みましたが、他5名は断って誰とも距離が縮まりません。このままでは結婚できないと思い、私のところにご相談にやってきました。
最近、お見合いした男性について断った理由を尋ねました。
麻紀さん「どこに住んでいるのって聞かれて怖かったんです」
菊乃「そうなんですね。登録情報で市区町村まで分かるから別に聞かなくてもいいのに
麻紀さん「いえ、私は『東京都』より下の住所は公開していません。情報を公開したくなくて」
菊乃「え? デートを計画するにしても、どの辺に住んでいるか分からないと約束しづらいし、それで質問したのではないでしょうか。あまり遠いとデートもしづらいし」
麻紀さん「そういうことですか。ストーカーになったら怖いと思って」
菊乃「最寄り駅は言わなくていいと思いますが、東京の西側とか、大まかな市区町村程度で伝えればいいんですよ」

都道府県しか居住地を公開していないユーザーは、マッチングアプリには多いですが、麻紀さんは結婚相談所でも公開していなかったのです。
仕事関係などの初対面で住まいを聞かれたら引くかもしれないですが、お見合いでそれでは話が進みません。
ちなみに、相手から警戒されずに居住地を知るためには、「私は江東区に住んでいるんです。どの辺にお住まいですか?」と先に自己開示をしてから質問するとよいでしょう。また、新宿で会った相手であれば「新宿まで何分ぐらいですか?」と聞けば範囲が分かります。
また、麻紀さんは、お見合いで男性からたくさん質問されて「グイグイこられるのが怖い」と感じて、断ったこともありました。
菊乃「そりゃお見合いだから質問するでしょう。でも、男性の熱量ってお見合いの時が一番高いので、2~3回会ったら落ち着くことが多いですよ。女性は3回ぐらい会ってから好きになることが多いですけど、好きになるタイミングがずれるんです。断らずに2回3回会っていたらいいと感じた人もいるかもしれないですよ」
麻紀さん「そうなんですね。そういえば、一人だけ2回会った人がいたんですけど、お見合いと違って私に興味なさそうでした」
麻紀さんが唯一、2回目デートに進んだ相手は丁寧で話しやすいと感じたそうです。2回目はランチでしたが、全く盛り上がらなかったとか。向こうからお断りもされていないけれど、麻紀さんも断っておらず、次の約束もないまま1カ月ぐらいが過ぎていました。おそらく、次に会うことはないのでしょう。