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全身に入れ墨びっしり…美しき35歳俳優が、ネトフリで“狂気の変貌”。「オス感足りない」は誤解だった

不遇な青年の生きづらさを、リアルに体現する黒崎煌代

 最後は、軽度知的障害を抱える運び屋・曽我部聡太を演じた黒崎煌代だ。おそらく黒崎は、本作で最も注目された役者と言っていい。会話のキャッチボールの噛み合わなさや話し方の間合いなど、その言動から、曽我部が現在に至るまでの経緯が想像しやすい。決して誇張しすぎることはなく、それでいて控えめすぎるわけでもなく、曽我部の生きづらさを示す絶妙な塩梅で演じられていた。 Netflixシリーズ『九条の大罪』 現在23歳と若い黒崎。2025年に公開された映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』では、主人公・小西(萩原利久)の唯一の友人で、独特なノリを持ちながらも気の良い男子大学生・山根を演じ、インパクトを残していた。それでも出演作自体はまだ多くはない。  4月13日から放送中の月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)では、“宇宙食開発”を立ち上げる1期生のひとりとして、重要なポジションを担うようだ。彼の表現力の高さが、民放ドラマでどのように発揮されるのか楽しみだ。  役者陣の説得力ある演技が堪能できる『九条の大罪』は、『地面師たち』をはじめとするNetflixのヒット作のように、長く支持を集めるかもしれない。 <文/望月悠木> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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