更新日:2026.05.12 15:25
Entertainment

濡れ場・暴力・ダンスは本当に必要? Netflix作品で増えた“昭和すぎる演出”にモヤモヤする理由

佐藤健のカッコ良さを浴び続けるドラマ

 最後は2025年7月に配信開始されたドラマシリーズ『グラスハート』。孤高の天才音楽家・藤谷直季を演じる佐藤健のカッコ良さをただただ浴び続けるドラマだ。
Netflixシリーズ『グラスハート』

Netflixシリーズ『グラスハート』

「ミュージシャンでしか生活できないんだろう」と思わせる社会不適応な一面に、「守ってあげたい」という感情を抱かずにいられない。さらには、ソロアーティストとしてやっていける才能を持ちながらも、バンドという形式にこだわる仲間思いなアツい一面も持っている。“ただただ鼻につくスカした人物”ではないのもたまらない。

配信プラットフォームの“勝ち筋”とは

 過激な表現をフックにした「刺激の強い作品」が話題をさらう現状は、ある意味で配信プラットフォームの勝ち筋なのだろう。しかし今回挙げた3作のように、安易なインパクトに頼らずとも、視聴者を惹きつけられる力作は確実に存在する。  昭和的な過激表現に辟易するか、それとも非日常の刺激として楽しむか。その選択肢がどちらも用意されていることこそが、現在の配信バブルの面白さとも言える。  どうしても刺激の強い描写が話題になりがちだが、それだけではないのが配信サービスの懐の深さだ。話題作の波に乗りつつも、その時々の気分に合わせて、自分にとっての正解を自由に選べる環境を楽しみたい。 <文/浅村サルディ>
浅村サルディ
芸能ネタ、炎上ネタが主食。好きなホルモンはマキシマム ザ ホルモン。
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